ども、ぬらひかる(@hikaru_nura)です。
自分とは違う考え方をする人、信じられない行動をとる人が周囲にいませんか? 理解できない行動や考えを許せなくなっていませんか?
他人にイライラしても損をするのは自分だけです。
ボクは『理解できない人』に対する考え方を身に着けてから、理解不能な行動や発言で感情的になることが少なくなりました。
今回は『理解できない他人にイライラしてしまう人』の為に、ボクが実践している思考法を紹介したいと思います。
他人を理解できずイライラした時の思考法
他人を理解できないのは当然のことです。良く分からない人がいるのも当然。
イライラしてしまう人は、まずこれを理解する必要があります。
『他人の行動や考えを理解することは難しい』
ボクは、原因をハッキリさせ「理解できないのは仕方ない」と考え、気持ちを落ち着けるようにしています。
他人の行動を理解できない原因
過去の経験
体験・経験は思考や行動理念の形成に大きな影響を及ぼします。
人は、各々バラバラな経験をしているものです。経験が違えば、思考や行動や価値観も大きく違ってきます。
例えばボクは、イジメの加害者になったことがないので、悪質なイジメをする人の気持ちが分かりません。
イジメの加害者になったことのある人は、イジメをする人の心理が手に取るようにわかるでしょう。
逆に、パチンコ依存症だったボクの行動や思考は多くの人に理解できないと思います。
本気で人を「殺そう」と思ったことのある人でなければ、殺人犯の気持ちは理解できないハズです。
同じような経験・体験をしているか否かで、他人の行動や思考に対する理解は変わってきます。過去の経験が違えば、理解できないのは当然です。
幼少期の環境
以前読んだ犯罪心理学に関する書籍に、『凶悪犯罪者の多くは幼い頃の家庭環境に問題がある』と書かれていました。
幼い頃の環境も人の行動や思考に大きな影響を与えます。
愛に飢えた幼少期を過ごした人物と、愛に満ちた人生を歩んできた人物で、愛情に対する行動や思考が同じになるとは思えません。
理解できない行動をする人は、自分とは対照的な幼少期を過ごした可能性が大いにあります。
幼い頃の家庭環境が違えば、大人になっても行動や思考に差が出るのは当然です。
歩んだ人生が違えば行動も違う
今まで経験してきた物事や家庭環境が違えば、人間はまったく違う考えを持った生き物になります。
信じられない行動や思考は、歩んできた人生の違い。一般論や自分の常識が、他人にとっても常識とは限らない。
こう考えるようになってから、理解できない人の行動にイライラすることが少なくなりました。
例えば、ネット上で誰かを執拗に叩く人、誹謗中傷を繰り返す人を見ても「あぁ、過去に大変な思いをしてきた可哀相な人なんだな」と思えるようになります。
他人の行動や思考が理解できない時は、その人の過去の経験や幼少期の環境を想像してみてください。
「自分とは違う環境で育ってきたのだから仕方ない」と言い聞かせることで、イライラは緩和されます。
まとめ
世の中には、理解できない行動をとる人の方が圧倒的に多く存在します。
「なんでだよ!?」と怒るより「自分とはまったく違う人生を歩んできたんだから仕方ない」と諦めたほうが何倍も楽になれます。
他人の行動や思考にイライラしたところで、誰も幸せにはなれません。
理解できないのなら理解できないことを受け入れることが大切なのです。