医療や介護用の装着型ロボットを開発するサイバーダインは28日、最新のロボットを活用するモデル地区を茨城県つくば市内に整備する構想を発表した。ゼネコンや医療機関などと連携し、研究開発拠点のほか、生活支援用ロボットなどを配備した高齢者向けの居住施設や、医師や介護者にロボットの使い方を教えるトレーニングセンターなどを設けたい考えだ。
2020年の完成に向け、つくばエクスプレス(TX)研究学園駅の北側にある8.4ヘクタールの土地を約66億円で取得する仮契約を茨城県と結んだ。近くに大型商業施設がある。
医療用ロボットのベンチャーを育てる拠点や、大学と連携して若手研究者を育成する研究所も設立する。
すでにゼネコンや流通業者、医療機関などと構想の実現に向けて話し合いを始めているという。
サイバーダイン、ロボット、ロボット活用