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一票の格差 参議院は合区などで縮小12月28日 15時29分
ことし9月現在の有権者数は1億410万人余りとなり、いわゆる「一票の格差」は、衆議院が最大で2.171倍、参議院は3.069倍となりました。このうち、参議院は、合区を2か所で行うなどとする改正公職選挙法が成立した結果、去年より格差が大幅に縮小しました。
総務省のまとめによりますと、ことし9月2日現在、選挙人名簿に登録されている有権者数は、国内が1億400万3897人、海外が10万2924人の、合わせて1億410万6821人で、去年の同じ時期より5万2200人減りました。
これをもとに、衆議院の295の小選挙区を見てみますと、有権者が最も多いのは東京1区の50万93人、最も少ないのは宮城5区の23万372人でした。その結果、衆議院のいわゆる「一票の格差」は2.171倍と、去年より0.039ポイント拡大しました。また、格差が2倍を超えた選挙区の数は15選挙区と、去年より2つ増えました。
一方、参議院の都道府県の選挙区で議員1人当たりの有権者数が最も多いのは、埼玉選挙区の98万8965人、最も少ないのは、福井選挙区の32万2224人で、「一票の格差」は3.069倍となりました。また、合区を2か所で行うなどして、選挙区の定数を「10増10減」する改正公職選挙法が通常国会で成立した結果、「一票の格差」は、去年、最大で4.767倍だったのと比べ、1.698ポイント縮小しました。
これをもとに、衆議院の295の小選挙区を見てみますと、有権者が最も多いのは東京1区の50万93人、最も少ないのは宮城5区の23万372人でした。その結果、衆議院のいわゆる「一票の格差」は2.171倍と、去年より0.039ポイント拡大しました。また、格差が2倍を超えた選挙区の数は15選挙区と、去年より2つ増えました。
一方、参議院の都道府県の選挙区で議員1人当たりの有権者数が最も多いのは、埼玉選挙区の98万8965人、最も少ないのは、福井選挙区の32万2224人で、「一票の格差」は3.069倍となりました。また、合区を2か所で行うなどして、選挙区の定数を「10増10減」する改正公職選挙法が通常国会で成立した結果、「一票の格差」は、去年、最大で4.767倍だったのと比べ、1.698ポイント縮小しました。