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患者取り違え乳房切除 委員会で調査へ 千葉
12月28日 15時32分

千葉県がんセンターで、今月上旬、30代の乳がん患者の女性の乳房を誤って切除するミスが起きたことを受けて、千葉県の森田知事は「心からおわび申し上げます」と謝罪するとともに、原因を調べる事故調査委員会を年明けにも開く考えを示しました。
千葉市中央区にある千葉県がんセンターでは、今月上旬、初期の乳がんと診断された30代の女性患者について別の患者と検査結果を取り違え、誤って右の乳房をすべて切除するミスが起きました。
この問題について、千葉県の森田知事は28日記者団に対し、「ご本人にしてみると、『私の人生どうしてくれるのよ』というお気持ちだと思います。患者さん、ご家族の皆さんに、心からおわび申し上げます」と述べ、謝罪しました。そのうえで、外部の専門家などを交えた事故調査委員会を来月上旬にも開いて、原因を調査するとともに、再発防止に向けた取り組みを進める考えを示しました。
千葉県によりますと、病院が検査結果を取り違えたのは同じ日に検査を受けた患者だったということで、千葉県は、検査から手術までの手順などを詳しく検証することにしています。

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