matsu & take

2015年に発表された音楽の中から、よく聴いた10作品を選びました。

■ SoundCloud - user18081971

user18081971ことRichard D.Jamesからファンへの贈り物。現時点で軽く200曲を超える曲がドサドサと公開され、消され、公開され、消されを繰り返していて、今も公開は続いています。上のDJMixはDJ Foodによる選抜Mix。（SoundCloud）

■ Uchoob trax links - user18081971

user18081971ことRichard D.Jamesが上のSoundCloud内に開設した、好きな曲のYouTubeリンクを自由に投稿できるファン参加型の掲示板。上の動画プレイリストは、その掲示板にuser18081971が投稿した曲のリンクだけを抽出したもの。（YouTube / SoundCloud）

■ SoundCloud - μ-Ziq

user18081971ことRichard D.Jamesに感化されてμ-ZiqもスタートしたSoundCloudへの未発表曲・レア曲の投稿大会。現在270曲を公開中。（SoundCloud）

■ The 12" Album - Various Artists

DMX Krewがオーナーを務める7インチ盤専門エレクトロ・ファンク・レーベル、Fresh Up Recordsの集大成的コンピレーション。Ike N MikeやBbiiなどの正体不明のアーティストたちは全部DMX Krewの変名？すごい！（Amazon / iTunes）

■ The Hydrangeas Whisper - Boof

Maurice FultonによるBoof名義のアルバム。ロマンチックに鳴らされるゆるゆるゆらゆらの生音ファンクとディープハウス。（Amazon / iTunes）

■ Let The Bells Ring On - Charlie Hunter Trio

ギター+べースの改造楽器を演奏するCharlie Hunterの新作は、近作の中では一番ファンキーな内容。（Amazon / iTunes）

■ Thank You For Your Consideration - Venetian Snares

Planet Mu所属のVenetian SnaresがBandcampでセルフリリースした、スカッとわかりやすいブレイクでドリルんでアシッドなアルバム。このアルバムをBandcampで購入すると、財政難に陥っているというVenetian Snaresへの援助になります。（Bandcamp）

■ Discreet Desires - Helena Hauff

ドイツの女性DJによるインダストリアル・ボディ印のデビュー・アルバム。余計な装飾一切なし、清々しい暗黒シンセファンク。（Amazon / iTunes / Bandcamp）

■ Let's Jam!! - Zomby

　
Zombyがレイヴの名門XL RecordingsからリリースしたEPセット。モックモク・アシッドハウス組とピッコピコ・ダウンビート組。XLは他にもSpecial RequestとPowellが良かったです。（Amazon / iTunes）

■ Trevor Jackson Presents: Science Fiction Dancehall Classics - Various Artists

ポスト・パンクの選曲名人、Trevor Jackson（Playgroup）の編纂力が冴え渡ったOn-U Soundレア曲・未発表曲収録のコンピレーション盤。（Amazon / iTunes）

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という感じです。やはり今年はuser18081971のSoundCloudですね。毎日のように時間を見つけてはランダム再生にしてこれを聴いてますが、そのたびに新しい発見の連続で、まだ全然聴ききれていません。

そしてAphex Twinの再始動が影響を与えているのか、今年は旧Rephlex所属アーティストたちのリリースに素晴らしいものが多くて、Cylob、Global Goon、Luke Vibert、Kerrier District、Ceephax、と、軽くあげただけでもこんな感じで、どれも良い作品でした。今年は新地開拓というよりも、90年代半ば頃に大好きだった人たちの過去・現在の作品を探訪するような一年でした。