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歌会始 10人の入選者決まる12月25日 6時45分
新春に皇居で行われる「歌会始」の入選者に、新潟市の高校生など10人が選ばれました。
今回の歌会始のお題は「人」で、全国と海外から合わせて1万9000首近くの短歌が寄せられました。この中から、新潟市の高校1年生、内山遼太さん(16)や、福島市の菊地イネさん(82)、それに香川県丸亀市の書写教室講師、大林しずのさん(52)など10人が入選しました。
このうち、授業で詠んだ短歌で初めて応募したという内山さんは、ことしの夏休みに中学生の時からの友人らと自宅近くの海に出かけた時のことを詠んだということで、「『人』がお題だったので、自分にとって大切な人である友人について詠みました。友人への感謝や一緒に過ごす日々を大切にしたいという思いを込めました」と話していました。
入選者の中で最高齢の菊地さんは、ことしの夏、被災地で働く人たちの姿を見て尊いと感じた時のことを歌にしたということで、「『ご苦労だな』と心にしみた気持ちを詠みました。初めての応募で、選ばれるとは思ってもみなかったのでただただびっくりです」と話していました。
大林さんは、講師を務める書写教室での子どもたちとのふだんのやり取りを歌にしたということで、「とても名誉なことでただただ驚いていて、まだ実感がわきませんがうれしいです。お題を聞いた時に自然に頭に浮かんだフレーズがそのまま歌になりました」と話していました。
一方、天皇陛下から歌を詠むように指名された「召人」には、歌人の尾崎左永子さん(88)が選ばれました。
入選した10人と召人の歌は、来月14日に皇居宮殿で開かれる歌会始で、天皇皇后両陛下や皇族方の歌とともに披露されることになっています。
このうち、授業で詠んだ短歌で初めて応募したという内山さんは、ことしの夏休みに中学生の時からの友人らと自宅近くの海に出かけた時のことを詠んだということで、「『人』がお題だったので、自分にとって大切な人である友人について詠みました。友人への感謝や一緒に過ごす日々を大切にしたいという思いを込めました」と話していました。
入選者の中で最高齢の菊地さんは、ことしの夏、被災地で働く人たちの姿を見て尊いと感じた時のことを歌にしたということで、「『ご苦労だな』と心にしみた気持ちを詠みました。初めての応募で、選ばれるとは思ってもみなかったのでただただびっくりです」と話していました。
大林さんは、講師を務める書写教室での子どもたちとのふだんのやり取りを歌にしたということで、「とても名誉なことでただただ驚いていて、まだ実感がわきませんがうれしいです。お題を聞いた時に自然に頭に浮かんだフレーズがそのまま歌になりました」と話していました。
一方、天皇陛下から歌を詠むように指名された「召人」には、歌人の尾崎左永子さん(88)が選ばれました。
入選した10人と召人の歌は、来月14日に皇居宮殿で開かれる歌会始で、天皇皇后両陛下や皇族方の歌とともに披露されることになっています。