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米国防長官 私用メールで公務上のやり取り12月18日 8時40分
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アメリカのカーター国防長官が公務上のやり取りに私用のメールアドレスを使っていたことが分かり、カーター長官はみずからの過ちを認める一方で、野党の共和党は機密情報が含まれていなかったか追及する構えを見せています。
アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは、17日、カーター国防長官がことし2月の就任以降、国防総省の規則に反して公務上のやり取りに私用のメールアドレスを使っていたと報じました。
カーター長官は、秘書らとの間で公務の演説や会議などに関してメールを交わし、ことし3月にクリントン前国務長官が公務に私用のメールアドレスを使っていたことが大きな問題になったあとも使用を続け、ホワイトハウスの高官から警告を受けていたということです。
報道について、カーター長官は、訪問先のイラクで記者団に対し、「完全に私の過ちだ。正しいことをしていなかった」と述べる一方で、機密情報は扱っていないと釈明しました。
これに対して、議会上院で軍事委員会の委員長を務める野党共和党のマケイン議員は声明を発表し、「私用アドレスの不適切な使用に世間の注目が集まっているなかで、国防長官が同じ過ちを犯すとは信じがたい」と批判し、今後、コピーの提出を求め、機密情報が含まれていなかったか追及する構えを見せています。
カーター長官は、秘書らとの間で公務の演説や会議などに関してメールを交わし、ことし3月にクリントン前国務長官が公務に私用のメールアドレスを使っていたことが大きな問題になったあとも使用を続け、ホワイトハウスの高官から警告を受けていたということです。
報道について、カーター長官は、訪問先のイラクで記者団に対し、「完全に私の過ちだ。正しいことをしていなかった」と述べる一方で、機密情報は扱っていないと釈明しました。
これに対して、議会上院で軍事委員会の委員長を務める野党共和党のマケイン議員は声明を発表し、「私用アドレスの不適切な使用に世間の注目が集まっているなかで、国防長官が同じ過ちを犯すとは信じがたい」と批判し、今後、コピーの提出を求め、機密情報が含まれていなかったか追及する構えを見せています。