幻想的…。ソユーズロケットの美しい打ち上げ写真を3枚どうぞ
じっと見つめてしまいます。
15日にISSまで宇宙船と3人のクルーを送り届けた「ソユーズ TMA-19M」。その地球の重力を振り切り、宇宙へと飛び立つ雄大かつ幻想的な写真が公開されました。
このソユーズ TMA-19Mはカザフスタンから打ち上げられました。打ち上げは無事成功し、ISSまで6時間の旅路だったそうです。
ISSとのドッキングでは予定されていた自動装置は使わず、140メートルの距離からユーリ・マレンチェンコ船長による手動ドッキングが行なわれました。ドッキングの終了時間は12時24分で、予定時間から9分しか遅れていません。
打ち上げられたユーリ・マレンチェンコ氏とティム・コプラ氏、ティム・ピーク氏は、すでにISSでミッションをこなしていたスコット・ケリー氏やミハイル・コルニエンコ氏、セルゲイ・ヴォルコフ氏と合流しました。
今回のクルーの中でもロシアのマレンチェンコ氏はベテランで、宇宙ステーション「ミール」での滞在や、長期滞在に関するミッションも経験しています。一方コプラ氏にとっては2回目、ピーク氏にとっては初めてのミッションです。このようなベテランの船長がいて、両氏とも心強かったことでしょう。
なお、現在のISSのクルーは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」もバッチリ船内で見られるそうですよ。羨ましい!
image by NASA/Scott Kelly
Mika McKinnon - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)
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