広島・黒田 球界最高の６億円で契約更改

12月17日 16時18分

プロ野球・広島に８年ぶりに復帰して１１勝を挙げ、来シーズン、日米通算２００勝がかかる黒田博樹投手が、現時点で年俸が球界最高額となる推定６億円プラス出来高払いで、契約を更改しました。

大リーグから８年ぶりに広島に復帰した黒田投手は２６試合の登板で、１１勝８敗、防御率２．５５の成績を残し、日米通算の勝ち星を１９３勝まで伸ばしました。
シーズン終了後、現役を続けるかどうか去就が注目されましたが今月、来シーズンも広島でプレーすることが正式に決まり、１７日に広島市内の球団事務所で契約交渉に臨みました。
交渉の結果、黒田投手は今シーズンより２億円アップ、現時点で年俸は球界最高額となる推定６億円プラス出来高払いで、来シーズンの契約を更改しました。
記者会見で黒田投手は「来年４１歳でマウンドに上がるのはそんなに簡単なことではないので、プレッシャーはあるが、球団やファンからまだやれると言ってもらって、それに応えるのがプロだと思った」と、現役続行を決めた思いを話しました。
そして、日米通算２００勝まであと７勝で迎える来シーズンについては、「やる以上は１つでも多く勝ちたい。１つのモチベーションになると思う。どれくらいできるか分からないが、立場を考えれば、ある程度の成績は残さないといけない」と意気込みを話しました。