前置き
お昼時、車を走らせていたところにびっくりドンキーの看板が。
兵庫県内を回っていたのですが、いかんせん道に不慣れなので「ここを逃しがたら昼食を食べそびれるかもしれない」と思い入ることにしました。
車を止めて店にはいろうと思ったところ、入り口に垂れ下がっていた季節限定メニューを見て「なんやこれ…」と言葉を漏らしてしまいました。
牛鍋風鬼おろしバーグ
なんだか凄いメニューですが、とりあえず食べてみましょう。
実食・評価
なんだこれは…。
写真を見たときから違和感がありましたが、こうして直に見てみるとやはり不思議な感じです。
うどんと牛肉、人参、ネギ…これだけで完結した料理になりそうですが、しかしここがハンバーグレストランびっくりドンキーである以上ハンバーグは必要不可欠なのです。
まずはうどんから食べてみることに。
なるほど、たしかに牛鍋っぽい!
すき焼きの甘い感じの汁がよく染み込んでいます。
とりあえずうどんは美味しいです。
次に…と思ったのですが、この料理の目玉焼きはどう食すのが正解なのだろうかと悩みました。
悩んだ挙句に黄身を崩してみることに。
ときたまごで食べるような感覚に…まあ少し似た感じにはなるでしょう。
実際に食べてみたらそんな感じになりました。白身が固まっているので食べていて不思議な感じではありましたが。
さて、いい加減メインのハンバーグを。
うどんがちゃんとすき焼きになってたので少し安心していした。
…ん?
全然ハンバーグっぽくない。
なんですかこれは。ハンバーグ特有のジューシー感…肉汁とか全くないじゃないですか。すき焼きの汁が染み込んでいるのは分かるんですが、汁が染み込んで肉汁とか肉の旨味が流出しているんじゃないですかコレ。
つまりハンバーグの良さを全く生かせない料理方法なんじゃないですかコレ。
決してまずくはないんです。ちゃんとすき焼きの美味しさは感じるんです。
でもハンバーグと思って食べるなら残念な気持ちになってしまいます。
気を取り直して牛肉!
こちらはちゃんと美味しくすき焼きになっていました。
ハンバーグよりもこっちの肉のが美味しかったです。
この肉と黄身を絡めるのがベストかと。
まとめ
残念ながら「がっかり感」のが強い料理でした。
もしこの料理から不要なものを除いて良いと言われたら迷わず「ハンバーグ」と答えます。まあハンバーグチェーンであるが故にそれは流石にできないでしょうが。
しかしハンバーグの良さがなくなってしまうのはどうでしょう。それもハンバーグチェーンとして致命的じゃないかと思います。
ということで、「冬だから鍋!」というのじゃなくてもっと違う料理方法を探ったほうが…たとえば「アツアツ煮込みハンバーグ!」とか。
ところでネガティブ食レポはこれ以来かな?