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京都のマンション舞台…業者ら3人書類送検

 京都市右京区のマンションに違法に外国人観光客らを宿泊させたとされる事件で、京都府警生活経済課は16日、東京都千代田区の旅行会社「新浪旅行」の役員(52)▽山形市の旅館業「煌コーポレーション」の役員(48)▽京都市伏見区の不動産管理会社「長栄」の社員(43)の3人と、それぞれの3法人を旅館業法違反(無許可営業)容疑で京都地検に書類送検した。

     「新浪」役員と「煌」役員の容疑は今年7月下旬〜10月初旬、右京区のマンション(全44室)の空き部屋36室に、旅館業の許可がないまま中国人観光客ら計約350人を宿泊させたとしている。煌の役員は容疑を認め、新浪の役員は「宿泊料はもらっていない」と否認しているという。

     捜査関係者によると、宿泊料は1人6000円前後。7月以降、客計約3000人から約2000万円の売り上げがあったとみられる。

     長栄の社員の容疑は5月初旬〜下旬、同区のマンションの一室で、国内外の旅行客6人を無許可で宿泊させたとしている。容疑を認めているという。長栄は京都市内3カ所、大阪市内2カ所のマンションでも同様に無許可で旅行客を宿泊させた疑いがあるという。【村田拓也、宮川佐知子】

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