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上智大生殺害 “現場近くで不審人物” 新証言
12月13日 16時48分

平成8年、東京・葛飾区で上智大学の女子学生が殺害され自宅が放火された事件で、事件当日、現場近くの電柱に隠れるように立つ不審な人物が目撃されていたことが警視庁への取材で分かりました。被害者の家の前で目撃された犯人とみられる男と特徴が似ていて、警視庁は事件に関わった疑いがあるとみて調べています。
19年前の平成8年9月、上智大学の4年生だった小林順子さん(当時21)が、東京・葛飾区の自宅で刃物で刺されて殺害されたうえ、自宅が放火されました。
この事件では、現場に落ちていたマッチ箱や、焼け残った布団についていた血の痕から、犯人のものとみられるA型の男のDNAが検出され、警視庁は、有力な証拠とみて捜査しています。これまでの調べで、事件の直前、雨が降っているのに傘をささず、小林さんの家の表札を見つめる犯人とみられる男が目撃され、イラストが公開されています。
さらに、この男に特徴が似た人物が、事件当日、ほかにも現場近くの路上で目撃されていたことが警視庁への取材で新たに分かりました。目撃者や警視庁によりますと、この人物は小林さんの家の近くで電柱に隠れるように立ち、丈の長いベージュのコートを着て、髪は黒く、短かったということです。
警視庁は、イラストの男と同じ人物で、事件に関わった疑いがあるとみてほかに目撃した人がいないかなど、事件前後の行動を調べています。

目撃者「電柱に不審な人物」

不審な人物を目撃した女性は「外を見たら男の人がいて気持ち悪いというか怖いと思った。電信柱の近くにいたという印象が残っている。顔はつり目で髪は短髪で黒髪で、どちらかというとやせ形で、コートを着ていた。亡くなった方も無念だと思うので早く犯人が捕まってほしい」と話していました。

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