海外ミステリー小説の翻訳の第一人者で、評論家としても知られる小鷹信光(こだか・のぶみつ、本名・中島信也=なかじま・しんや)さんが8日午前8時45分、すい臓がんのため埼玉県内の自宅で死去した。79歳だった。
関係者によると、今年の春にがんが発覚。すでに手術ができない状態にまで症状が進んでいたことから、抗がん剤治療などを行っていたが、「仕事に集中できないから」と、最近は苦痛を和らげる緩和ケアのみを受けていたという。
娘で作家のほしおさなえさんは、自身のツイッターで「父、小鷹信光、永眠いたしました。癌でしたが、最後まで自宅で過ごし、なすべきことはすべて終えたと言っていました」と報告。「父と関わってくださった皆さまに感謝いたします」とつづった。
小鷹さんは大学在学中からハードボイルド小説の研究、翻訳を始めた。また、松田優作さんが主演して大ヒットしたドラマ「探偵物語」の原案者としても知られる。最近もがんと戦いながら精力的に仕事をしており、来年1月8日に編訳を担当した米ミステリー作家ジャック・リッチーの短編集「びっくりパレード」を始め、手掛けた作品が今後いくつか発売される。
通夜・葬儀は親族のみの密葬で行われ、後日しのぶ会を開催する予定。
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