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多様な葬式や供養を紹介「エンディング産業展」12月8日 19時00分
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故人の趣味や好みに合わせた葬式や供養など、人生を終えたときに関わる「エンディング産業」の見本市が東京で始まりました。
東京・江東区で始まったこの見本市には、国内外から200社余りが集まり、葬式や供養を行う際のさまざまなサービスや製品を紹介していています。
このうち、遺灰をロケットで宇宙に運ぶ「宇宙葬」は、アメリカの企業が行っていて、人工衛星に遺灰を乗せ最長で240年間、地球を回り続けるなど、さまざまなものがあり、宇宙や星が好きだったという人からの申し込みがあるということです。
また、故人の趣味や好みに合わせたさまざまな骨つぼも出展され、ゴルフボールやサッカーボール、それに人気のキャラクターをデザインに取り入れたものなどが並んでいました。
さらに、故人といつまでも一緒にいたいという遺族のために、髪の毛や骨から抽出した炭素をもとにダイヤモンドを作り、アクセサリーにするサービスも紹介されています。
このほか、都市部で依頼が増えているという僧侶や神主、それに牧師を派遣する会社もブースを設けてサービスを説明していました。僧侶などの派遣は、都市部に移り住んだり先祖の墓をすでに処分したりするなどし、先祖代々引き継がれた寺との縁が希薄になる人が増えていることを背景に、依頼が増加しているということです。
主催者によりますと、“エンディング産業”の市場は年間5兆円規模となり、高齢化社会や人生を終えることへの関心の高まりなどで、今後20年以上は市場は拡大していくという見方もあるということです。
見本市を主催した佐々木剛事務局長は「昔に比べ死がタブーでなくなり、どのように死と向き合うのか、多くの人が生前から考えるようになるなかで、画一的な葬式ではなく、自分らしさを演出するサービスが増えてきている」と話していました。
この「エンディング産業展」は、江東区の東京ビッグサイトで10日まで開かれ、来年夏にも開催することが決まっているということです。
このうち、遺灰をロケットで宇宙に運ぶ「宇宙葬」は、アメリカの企業が行っていて、人工衛星に遺灰を乗せ最長で240年間、地球を回り続けるなど、さまざまなものがあり、宇宙や星が好きだったという人からの申し込みがあるということです。
また、故人の趣味や好みに合わせたさまざまな骨つぼも出展され、ゴルフボールやサッカーボール、それに人気のキャラクターをデザインに取り入れたものなどが並んでいました。
さらに、故人といつまでも一緒にいたいという遺族のために、髪の毛や骨から抽出した炭素をもとにダイヤモンドを作り、アクセサリーにするサービスも紹介されています。
このほか、都市部で依頼が増えているという僧侶や神主、それに牧師を派遣する会社もブースを設けてサービスを説明していました。僧侶などの派遣は、都市部に移り住んだり先祖の墓をすでに処分したりするなどし、先祖代々引き継がれた寺との縁が希薄になる人が増えていることを背景に、依頼が増加しているということです。
主催者によりますと、“エンディング産業”の市場は年間5兆円規模となり、高齢化社会や人生を終えることへの関心の高まりなどで、今後20年以上は市場は拡大していくという見方もあるということです。
見本市を主催した佐々木剛事務局長は「昔に比べ死がタブーでなくなり、どのように死と向き合うのか、多くの人が生前から考えるようになるなかで、画一的な葬式ではなく、自分らしさを演出するサービスが増えてきている」と話していました。
この「エンディング産業展」は、江東区の東京ビッグサイトで10日まで開かれ、来年夏にも開催することが決まっているということです。