トップページBusinessニュースロボットスーツを農家で実験 松山
ニュース詳細

ロボットスーツを農家で実験 松山
12月8日 19時14分

ロボットスーツを農家で実験 松山
k10010334261_201512081912_201512081914.mp4
より使いやすい農業用のロボットスーツを開発しようと、実際に農家に使ってもらって改善点を調べる実験が愛媛県内で行われています。
このロボットスーツは国の支援を受けて農業機器メーカーなどが作ったもので、重さが7キロほどで、腰や足などに装着します。動作に合わせてモーターが作動し、上半身や足の動きを補助する仕組みで、通常の半分ほどの力で作業ができるということです。
国やメーカーでは、実際に農家に使ってもらい、より使いやすいロボットスーツを開発しようと全国で実験を始めていて、愛媛県でも八幡浜市のみかん農家などに貸し出されました。
農家の人たちはロボットスーツをつけて傾斜のある畑を上り下りしたり、みかんが入った20キロほどのケースを運んだりしていました。農家の男性は「山の斜面の上り下りもみかんのケースを積むのも楽にできました。もう少し軽量化が進むとさらによいと思います」と話していました。この実験は来年3月まで行われる予定で、改善点をアンケートに記入してもらって調べ、より使いやすいロボットスーツの開発に役立てるということです。

関連ニュース

k10010334261000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ