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沖縄の「おばぁ」平良とみさん 告別式
12月8日 17時49分

沖縄の「おばぁ」平良とみさん 告別式
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NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」で「おばぁ」の愛称で親しまれ、6日に亡くなった沖縄出身の俳優、平良とみさんの告別式が那覇市で営まれ、900人近くが別れを惜しみました。
平良とみ、本名・平良トミ子さんは、戦前から沖縄芝居の俳優として活動を始め、NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」に主人公の祖母役で出演し、愛くるしい笑顔で沖縄の「おばぁ」の魅力を全国に伝えましたが、6日、敗血症による呼吸不全のため87歳で亡くなりました。
8日、平良さんの告別式が那覇市で営まれ、夫で俳優の平良進さんが「沖縄芝居一筋に歩んできた幸せな女性でした。応援していただいたファンの皆さんに心からお礼を申し上げます」と弔辞を述べました。
告別式には、沖縄芝居の役者や演出家、それに文化人など900人近くが参列し、笑みを浮かべた平良さんの遺影に静かに手を合わせるなどして別れを惜しんでいました。
「ちゅらさん」を手がけた脚本家の岡田惠和さんは「『ちゅらさん』への出演をお願いしたときに迷っていた平良さんは、『沖縄のためになりますか』と尋ねたうえで、出演を決意してくれました。私にとって沖縄そのものという人を失ってしまいました」と話していました。

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