安秉勲(アン・ビョンフン)=24=が4日、欧州プロゴルフ(EPGA)最優秀新人賞を受賞した。安秉勲は今年の欧州ツアーではBMWチャンピオンシップで優勝し、プレーオフシリーズ最終戦のDPワールドツアー・チャンピオンシップで4位タイに入るなど、4回のプレーオフ大会のうち4位以内に3回入り、韓国人はもちろん、アジア全体を含めてはじめて欧州ツアー新人王に輝いた。
新人王はEPGAツアー、英国王室ゴルフ協会(R&A)、ゴルフ記者協会による投票で決まり、通常は新人の中で賞金ランキングが最も高い選手が選ばれる。安秉勲は今年のEPGAツアーでの獲得賞金が241万7356ユーロ(約3億2000万円)で、新人の中では最も多かった。
また安秉勲は韓国人選手の中で現在の世界ランキングが最も高い。安秉勲は「素晴らしい新人たちが数多くいる中で、この賞を受けることになったのは非常に感慨深い」と感想を語った上で「まずはミスを減らし、ショートホールやパットにも細心の注意を払うことで、来年は世界ランキング15位以内に入ることを目標にしたい」と述べた。