【ソウル聯合ニュース】北朝鮮のミサイル部隊を統括する金洛兼(キム・ラクギョム)戦略軍司令官が、上将(星三つ)から大将(星四つ)に昇進したことが4日、確認された。
朝鮮中央テレビが3日放送した金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の出席した労働者大会の記録映画で、金司令官が星四つの階級章を肩に着けている姿が確認された。金司令官は昨年2月に上将に昇進し、その後1年10カ月で大将に抜てきされたことになる。
金司令官の昇進は、金第1書記が権力継承後にミサイル開発に注力していることに伴い、功績が認められたためと分析された。
また、李用柱(リ・ヨンジュ)海軍司令官とチェ・ヨンホ空軍司令官がそれぞれ8月と7月に大将に昇進していることから、戦略軍と海軍、空軍の協力を強化する布石だとする見方も出ている。