朝鮮大、恋人2時間暴行大学院生を除籍処分

 朝鮮大学(光州市)は3日、「暴力事件を起こした医学専門大学院(医専院)の学生を除籍とする処分を下した」と発表した。

 同大医専院に在学していた男子学生は今年3月28日未明、電話での受け答えが気に入らなかったとの理由で、医専院に在学する女子学生の自宅に押し掛け、監禁して暴行を加えた。その後、女子学生の通報を受け起訴された男子学生は、裁判所で罰金1200万ウォン(約127万円)の判決を受けた。

 この判決を受け、「禁固刑や懲役刑(執行猶予付きを含む)を適用した場合、除籍が懸念されるため、裁判所が罰金刑を適用し、寛大な処分を下した」と批判する声が上がった。だが、大学側はこのほど、医専院教授会での議決と総長の決裁を経て、男子学生を除籍とした。

 朝鮮大大学院の学事規定によると、「懲戒による除籍」を受けた者は再入学が不可能となる。これにより、問題の男子学生は同大の医専院に再入学することはできない。

 同大医専院のチェ・サンジュン院長は謝罪文を通じ「医学専門大学院の学生の間で発生した事件により、社会的に物議を醸したことについて、おわび申し上げる」とコメントした。

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