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パズル雑誌のプレゼント 当選者水増し掲載
12月8日 17時37分

パズル雑誌の読者プレゼントで当選者数を大幅に水増しして掲載していたとして、消費者庁は東京の出版社に対し、不当な表示を行わないよう再発の防止を命じる行政処分を行いました。
不当な表示を行わないよう再発防止を命じられたのは、「クロスワードパクロス」や「ナンプレマガジン」などのパズル雑誌を発行している東京・渋谷区の出版社「アイア」です。
消費者庁によりますと、アイアは合わせて8種類のパズル雑誌の読者プレゼントで、去年1年間に実際に当選した人は合わせて6000人余りだったのに、誌面上の当選者数は1万2000人余りと大幅に水増ししていたということです。
例えば、「図書カード1万円分」の当選者は、誌面上は8人と掲載していたのに実際には1人だったほか、「現金10万円」の当選者は、誌面上は1人と掲載していたのに、実際にはゼロだったということです。
消費者庁の調べに対し、会社側は事実を認めているということで、消費者庁は不当な表示を禁じた景品表示法に違反するとして、8日、アイアに対し行政処分を行いました。
NHKの取材に対しアイアは、「命令を真摯(しんし)に受け止めています。読者の皆さんには申し訳なく、再発の防止に取り組んでいきたい」と話しています。

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