今年の成功を願う小西さん（左）と鵜捕部＝七尾市鵜浦町
鵜様捕獲を１日前倒し 七尾、不在回避へ
国重要無形民俗文化財「鵜祭（うまつり）」で翌年の吉凶を占うウミウ「鵜様（うさま）」の捕獲が、今年は例年より１日早い８日から始まる。直近の３年間で２度、ウミウを捕えることができなかったためで、捕獲の前倒しは鵜（う）捕（とり）の技を継ぐ小西寛之さん（５３）＝七尾市鵜浦町（うのうらまち）＝が３５年前に鵜捕主任となってからは初めてとなる。７日は、鵜祭が営まれる羽咋市の気多大社に鵜様を運ぶ鵜（う）捕部（とりべ）が小西さん方にかごを届け、成功を願った。
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