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口永良部島 宿泊できる一時帰島始まる12月8日 11時53分
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ことし5月の噴火以降、避難生活を続けている鹿児島県の口永良部島の住民たちが、年内の帰島に向けて復旧作業をさらに進めようと、8日から、島に宿泊する一時帰島を始めました。
ことし5月に爆発的な噴火が起きた鹿児島県の口永良部島では、10月に警戒が必要な範囲が縮小されましたが、屋久島町は全島を対象にした避難指示を継続しています。
住民たちは、これまで日帰りで帰島して住宅などの復旧作業を行ってきましたが、長い時間滞在できず効率が悪いという声が相次いだため、島に宿泊して一時帰島ができるようになりました。
8日朝、住民のおよそ3割に当たる37人が屋久島の港に集まり、冷蔵庫や食器など滞在に必要なものを持ち込む姿も見られました。宿泊する期間は住民たちが選ぶことができ、中には5泊以上する人もいるということです。
屋久島町によりますと、ほかの住民も今後、島に宿泊して住宅の清掃や修理を進める予定だということで、年内の帰島を目指して復旧作業が急ピッチで進められることになります。
口永良部島に向かった男性は「滞在できれば、今まで以上に作業が進むのでうれしい。島で年が越せるよう急いで準備したい」と話していました。別の女性は「この半年間、屋久島の人に親切にしてもらい、寂しい気持ちもある。感謝の気持ちを持って島に向かいたい」と話していました。
住民たちは、これまで日帰りで帰島して住宅などの復旧作業を行ってきましたが、長い時間滞在できず効率が悪いという声が相次いだため、島に宿泊して一時帰島ができるようになりました。
8日朝、住民のおよそ3割に当たる37人が屋久島の港に集まり、冷蔵庫や食器など滞在に必要なものを持ち込む姿も見られました。宿泊する期間は住民たちが選ぶことができ、中には5泊以上する人もいるということです。
屋久島町によりますと、ほかの住民も今後、島に宿泊して住宅の清掃や修理を進める予定だということで、年内の帰島を目指して復旧作業が急ピッチで進められることになります。
口永良部島に向かった男性は「滞在できれば、今まで以上に作業が進むのでうれしい。島で年が越せるよう急いで準備したい」と話していました。別の女性は「この半年間、屋久島の人に親切にしてもらい、寂しい気持ちもある。感謝の気持ちを持って島に向かいたい」と話していました。