供給過剰にあえぐ中国の素材業界が相次ぎ協調減産に乗り出す。江西銅業(江西省)や安徽有色金属(安徽省)など銅大手10社が2016年に14年実績の4%超に相当する量を減らすことを決定。ニッケルでも生産量世界4位の金川集団(甘粛省)など主要8社が12月から減産体制に入ることで合意した。セメントでも政府主導で減産する。もっとも景気減速で需要の回復は見込みにくく、協調減産がどれだけ効果を上げるかは未知数だ…
ニッケル、セメント、江西銅業、中国、李克強、最終損益、安徽海螺水泥
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