2015年12月2日03時00分
冬の県民交通安全運動が1日、始まった。昨年、県内では交通事故によるけが人が最も多く出たのが12月だったといい、前橋東署では「ミス共愛」が一日警察署長に就任して事故防止を呼びかけた。
県警交通企画課によると、昨年12月に起きた人身事故は1468件で、負傷者数1871人は昨年1年間の月別で最も多かった。行楽や帰省で交通量が増え、雪によるスリップ事故が増える影響もある。また、忘年会シーズンで飲酒運転の事故も多いという。
前橋東署は、管内にある共愛学園前橋国際大学のミス共愛に選ばれた笛木陽子さん(19)と準ミスの須田奈穂子さん(21)の2人を一日署長に任命した。前橋市富田町の県道で、署員や前橋東交通安全協会員ら約100人と一緒に、ドライバーに約300セットの啓発品を配った。
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