「世界の工場」と呼ばれる製造業の拠点である中国の地位に陰りが見えている。神戸製鋼所は米国で自動車部品の増産投資を決める一方、中国での投資を延期。カジュアル衣料大手のアダストリアは生産の中国比率を9割から7割に引き下げる。中国市場の成長鈍化が影響しているほか、人件費の上昇も影を落とす。表面的な人件費に労働生産性も加味した「単位労働コスト」では日本との逆転現象も起き、日本企業の国内回帰も広がりつつあ…
アダストリア、神戸製鋼所、グローバルワーク、ファーストリテイリング、自動車部品、上釜健宏、スマホ、ツガミ、TDK、チャイナインパクト、星野卓也、ダイキン工業、SMBC日興証券、第一生命経済研究所