前から一度やってみたかった「うごくイラスト」。
これは字のごとく、イラストが動くというもので、簡単なアニメーションみたいなものです。
で、今回は人気爆発中の「おそ松さん」に登場する十四松(「十四松の恋」より)を使って、この「うごくイラスト(以下:うごイラ)」に初挑戦してみました。
時間にして、たった3秒ほどの作品ですが、それでもアニメ作りの大変さが少しだけわかった気がします。
タイトル「十四松の応援」
良ければご覧ください。
これは11枚のイラストを繋げています(あとでそのイラストも紹介)。
キャラとして十四松を使ったのは、先日放送された「十四松の恋」が強く印象に残っていたからです。
その熱が冷めないうちに制作しました。
本当は十四松の恋した女の子とのツーショットで何かを作ろうかな、と考えていたのですが、初めての挑戦だったのでできる限り簡単に完成させられる物にしました。
これは今後もうごイラを利用する上で苦手意識を持たないためです。
多くを望み過ぎると、その分作るのも複雑となり、途中で投げ出す可能性もありますからね。また、拙い作品でも完成させたという経験は自信にもつながりますから、何よりも完成させるということに重点を置きました。
まぁそのおかげもあってか、何とか完成しました。
できれば、もう少しゆっくりとしたスピードでコマを動かしたかったのですが、その方法がよくわからず断念。この辺が次回に作るうえでの課題となりそうです。
あとはキャラクターを形作る線をキレイにすること(笑)
これに挑戦しようと思いついてから1日で仕上げようとしたため、線については多少ガタついていても無視しました。
しかし、あとから見返してみるとやっぱり気になります。
一発で自分の思い通りの線がスッと引ければいいのですが、僕の実力では未だその域には到達していません。描き続けていたら、いつかそこにたどり着けるのか……
十四松に限らず「おそ松さん」のキャラは描くのも簡単ですが、僕は歪んだ線の描きなおしなども多く時間をとられてしまいました。
うごイラのコマを紹介
ここからはうごイラで使用したイラストを1枚ずつ紹介します。
一枚目。指を指すポーズ。これくらいなら、すぐに描けるようになりました。
二枚目。ガッツポーズ。実は腕以外の部分はコピペ(コピー&ペースト)。デジタルではこのコピペが簡単にできるので、うごイラを作る際は重宝しました。
ただ、そのコピー元がしっかりと描かれていないと、あとで細かい修正を行う必要がでてきます。僕の場合はそのせいで修正にかなり時間をとられてしまいました。
あとで考えると、修正したものをまたコピペしたらよかったんですが、そのときは律儀に一枚ずつ修正していました。
この後のイラストもコピペを多用したわけですが、テレビ等で放送されているアニメでは手描きですから、そういうわけにもいきません。そう考えると一枚一枚仕上げていくのは非常に労力がいることだなと。
僕の好きな戦闘シーンなど一体どれだけの時間と手間がかかっているのか。想像するだけで恐ろしくなります。
この辺りの面倒さを何とかできれば、「1日の労働時間は20時間です!」みたいな制作現場の労働環境がマシになるんでしょうけど……そう簡単にはいかないんでしょうね。
アニメを楽しんでいる身としては、崩壊がささやかれているアニメの制作現場がとても心配です。「手描きと全く同じ質で作業時間が10分の1で済む」みたいな画期的な技術は生まれないものですかね(妄想)
三枚目。腕を振り上げたポーズ。このポーズは他のイラストでも多く使いました。
四枚目。ちょっと表情なんかも変えてみたり。
五枚目は三枚目のものを使いまわしなので省きます。
六枚目。ちょっとだけ腕の位置を変えたもの。
七枚目。今度は中腰。これも三枚目を利用して、足の部分だけ描き替えました。
八枚目。表情を変えています。
九枚目は七枚目を使いまわしています。
十枚目。表情を変えています。
そして、最後の十一枚目。
これらを繋ぐと、何とか「動くイラスト」となります(笑)
まとめ
初挑戦はわからないことだらけで苦労しましたが、自分で作ったものが形になるとやはり嬉しいものですね。
しかし、改善する余地はたくさんあるので、これから暇を見つけてはイラスト作成と並行して、こちらも作っていこうと思います。
ただ時間が足りないッ!!
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