踏切死亡事故で16歳少年を逮捕 尼崎

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 今年3月、兵庫県尼崎市の踏切で高校生が電車と接触し、死亡した事故で、高校生を踏切に押し出したとして、一緒にいた少年(16)が逮捕された。

 今年3月、兵庫県尼崎市のJR福知山線の踏切で、快速電車が踏切内に入ってきた自転車と接触し、乗っていた山内美輝さん(当時16)が死亡した。

 山内さんは当時、ミニバイクなどに乗った友人ら4人と一緒にいたが、警察のその後の調べで、ミニバイクに乗った少年が山内さんの乗った自転車を後ろから足で押し出すようにして走行していたことがわかった。

 警察はミニバイクに押された自転車のスピードが出過ぎてそのまま踏切に突っ込んだとみて、3日、ミニバイクに乗っていた少年(16)を無免許過失運転致死の疑いで逮捕した。少年は、「押したのは間違いないが、踏切に突っ込むとは思わなかった」と話しているという。