年末恒例! ミステリーベスト10 週刊文春 掲載記事

週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。国内部門第1位には米澤穂信著『王とサーカス』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。
ベスト10作品の紹介とアンケートによる講評、米澤穂信氏インタビュー、今年の国内ミステリーの傾向などは、週刊文春2015年12月10日号誌面でお読みいただけます。
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1位 『王とサーカス』 (144点)

米澤穂信 著
東京創元社


2位 『流』 (86点)

東山彰良 著
講談社


3位 『戦場のコックたち』 (82点)

深緑野分 著
東京創元社


4位 『ミステリー・アリーナ』 (70点)

深水黎一郎 著
原書房


5位 『鍵の掛かった男』 (55点)

有栖川有栖 著
幻冬舎


6位 『片桐大三郎とXYZの悲劇』 (50点)

倉知 淳 著
文藝春秋


7位 『新しい十五匹のネズミのフライ ジョン・H・ワトソンの冒険』 (48点)

島田荘司 著
新潮社


8位 『鳩の撃退法 上下』 (43点)

佐藤正午 著
小学館


9位 『キャプテンサンダーボルト』 (41点)

阿部和重・伊坂幸太郎 著
文藝春秋


10位 『オルゴーリェンヌ』 (40点)

北山猛邦 著
東京創元社


10位 『さよならの手口』 (40点)

若竹七海 著
文春文庫


12位 『聖母』

秋吉理香子 著
双葉社


13位 『赤い博物館』

大山誠一郎 著
文藝春秋


14位 『孤狼の血』

柚月裕子 著
KADOKAWA


15位 『その可能性はすでに考えた』

井上真偽 著
講談社ノベルス


15位 『中野のお父さん』

北村薫 著
文藝春秋


17位 『ビッグデータ・コネクト』

藤井太洋 著
文春文庫


18位 『血の弔旗』

藤田宜永 著
講談社


19位 『犬の掟』

佐々木譲 著
新潮社


20位 『教団X』

中村文則 著
集英社


20位 『ナオミとカナコ』

奥田英朗 著
幻冬舎


※アンケートにご回答頂いたのは全国の日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんです。
※投票の対象は発行日が2014年11月1日から2015年10月31日までの本です。1位は5点、以下、4点、3点、2点、1点として集計しました。国内部門の投票数は168、海外部門の投票数は156でした。

この記事の掲載号

2015年12月10日号
2015年12月10日号
秋篠宮 五十の天命に動く
2015年12月3日 発売 / 定価400円(税込)
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