【釜石】「浜の拠点」新事務所着工 水産物など一般販売も
新事務所は鉄骨平屋建て、延べ床面積198平方メートル。水産物加工場や販売スペース、事務所などが入る。事業費6400万円で、来年3月に完成予定。国と市が8分の7を負担する水産業共同利用施設復興整備事業を活用した。 従来の事務所は被災した旧魚市場の中にあり、組合員向けに水産物を販売していた。新設する事務所は一般消費者にも開放し、近くに商店が少ないため「買い物弱者」向けに水産物以外の商品も少量置く予定だ。組合員は同市と大槌町、山田町の水産関係の小売業者らで構成されており、震災で50人から30人に減少した。 【写真=神事に臨む赤崎光男理事長(右)や関係者】 |