7月末から4ヶ月更新を続けた。
そしたら急にPVが伸びたので、あたふたして、「よし、こうなったらもっとがんばるぞ」と思って、「読んでもらえるブログの書き方」とか、「PVを伸ばす王道」みたいなものをあちこち見た。*1そして特に仕事のブログの方でいろいろ試してみた。「ブログ講座」というのにいってみようか、通信講座を申し込んでみようかとも思った。How to って魅力的じゃない?
で、わかったことなんだけれども。
王道があったとして、わたしにはその道を進む素養がないということだ。繰り返される結論。
これまでこのブログで何回か書いたけれど、わたしはメソッドに従ってアクセスを伸ばす方法に乗っかれない。何時ごろ更新するとか、広告どこに貼るとか、ファンをどう囲うとか考えて狙って書けない。「興味がない」じゃなくて、素養がないから無理だってこと。
「いや、待って!あきらめないで!がんばってみようよ、きっとできるよ!」と、つい思ってしまい、「なぜ出来ないんだ!バカバカ!はてこの馬鹿!」と自分を罵ったりしていましたが、やっと気付きました。がんばってないんじゃないんです。そういう能力低いからできないんです。
「ブログ読者とPVとアフィ収入を増やそう」系の話と自分のエントリーを比較してみる。
読みやすく短い文章を →長く込み入った話書いてる
誰からも喜ばれる内容を →当たったり障ったりする話題が多い
読むことのメリットを提示 →何も得しない
どうなの。ダメなんじゃないの、こういうの。
だどもよ。よく考えたら、むかしっから、人と同じにゃできねんだわ。
学習能力低いっつーか、型を再現できねんだわ。体操でもダンスでもそうだし、作文とかもテンプレに沿ったような話かけねかったもんな。沿わせようとするとものすごく時間がかかる。ただでさえ書くの遅いのに
だいいち、そういう話はわたしが書かなくてもいいんだわ。もっと上手に軽やかで面白い話かける人いっぱいいるんだわ。そこの下の下の末席におかせてもらっても仕方がないんだわ。うちのブログ読みに来てくれる人は、そういうの別に期待してないんだわ。
いや!でも!仕事のブログの方はやっぱり好き放題じゃいけないんじゃないの?!
と思ってあがいたけれども、ブログ経由でお仕事くださるみなさんは一様に「変わってるから会ってみたいと思った」で、がんばってテンプレ押さえて書いたエントリーはまったく人気がないんだわ。だらだら思ったことを書いた話を読んできてくださる方ばかりなんだわ。*2
テンプレを押さえた王道をいくことが成功の鍵だとしても、わたしにはそっち方面無理なんだから、できるやり方で書くしかない。そうやることで「お!」と思う人がわずかでもいてくださるなら、その方々をたいせつにするしかない。
というわけで、今後も流行の方法に憧れて、あれこれ模索するかもしれないけれど、根の部分では「これでいくしかないし、これでいい」と思った。できる人のことをうらやましがりつつ、自分に出来ることをやろうと思った。