日本にやってくる外国人観光客が増えてきたせいか、最近、東京や大阪にあるホテルが異常に高くなってきた感じがあります。
例えばビジネスホテルでも1泊1万円はザラ。週末の金曜日や土曜日などは2万円以上するなんてケースも珍しくない…といったように、もうビジネスホテル=5,000~8,000円で快適に過ごせる空間ではなくなりつつあるのかもしれません。
参考までに12月5日に、大阪の天王寺駅周辺にあるアパホテルの価格は下記の通り(楽天トラベルより)。わずか9平米しかない狭い部屋なのに、税込で考えると18,000円近くかかることになるなんて、3~4年前には考えもしませんでしたね、ほんと。
大阪のビジネスホテルなら、4,000~5,000円も出せば良いところに泊まれる…という時代が懐かしいです。
品川プリンスのイーストタワーでも高い:
ついでにホテル業界のベンチマークになっていると言われている、東京の品川プリンスホテルの料金はこちら。
ちょっと前であれば1泊7,000円~9,000円が相場だったのに、今では税込で15,000円を越える金額になっています。う~ん、あのイーストタワーの狭さ&古さでこの宿泊費を取られたら、二度と品川プリンスホテルには泊まるもんかと思ってしまう利用者は多いかもですね(品川プリンスホテルのイーストタワーについてはこちら)。
高級ホテルに泊まったほうがお得?
反面、高級ホテルと呼ばれるようなところの宿泊費は、ビジネスホテルほど高くなっている感じがしません。
もちろん3~4年前と比べると2倍近く高くなっている高級ホテルもありますが、シェラトンやヒルトンホテルなどは3万円弱で泊まれる場合も…*1。こうなるとビジネスホテルに2万円近く払って宿泊するか、高級ホテルに3万円を払って泊まるかで悩むことになります(苦笑)。
- ビジネスホテル:1万5,000円前後が相場
- 高級ホテル:2万5,000円前後が相場
しかし、どちらにせよの話ですが、夜、飲みにいく予定がある場合など、ただ寝に帰るだけの宿泊だと2万でも3万でも高く感じますね。酔っ払って部屋に帰り、寝て起きたら2~3万円が消えると思うと、『頑張ってまんが喫茶にでも泊まるかな…』なんて真剣に悩むこともあります。
唯一の例外、東横イン:
ちなみに高騰が著しいホテル宿泊費ですが、ビジネスマンの味方、東横インだけは未だに安い値段が維持されてます。1泊5,000円~8,000円程度で問題なく宿泊できるので、東横インで空室を見つけたらすかさず予約をするようにしてください。
しかし、なぜ東横インだけが未だに昔の宿泊費を維持しているのか、個人的には不思議です。今のままでも利益率が充分に高いから、そのままの価格で提供でもしているんでしょうかね?
とにかく高いホテルの宿泊費:
こんな感じで昔は1泊6,000円くらいで泊まれた宿が『1泊2万円だよ!』って言われても、同じ施設&サービス内容で昔の3倍以上を払う気にならない私…。宿泊予約サイトの前で『高いな~、う~ん、どうしようかな~』と悩んでいるのは、きっと私だけではないことでしょう(苦笑)。
今後、アベノミクスによって外国人観光客が増え、更にインフレが進んでいけばこういった宿泊費にも慣れていくのかもしれませんが、国内移動が多い人間にはかなり痛い状況があると言えます。ほんともう少しホテルの数を増やすなりなんなりしていただいて、宿泊費の高騰を抑えてもらえれば嬉しいです(特に大阪地域の値上がりが異常なので是非!)。
以上、東京や大阪のホテルが異常に高い!ただのビジネスホテルが1泊2万円以上することも、普通になってきた感があります…という雑談でした。
*1:横浜のインターコンチネンタルホテルとか、ランドマークタワーの上にある横浜ロイヤルパークホテルなどは金曜日や土曜日でも2万円5,000円もあれば泊まれます。