ニュース詳細
NY原油 一時1バレル=39ドル台に12月3日 6時54分
2日のニューヨーク原油市場は、アメリカの原油の在庫が記録的な水準に増加し供給過剰な状態が長引くとの見方などから先物に売り注文が集まり、原油の先物価格は、一時1バレル=39ドル台まで値下がりしました。
2日のニューヨーク原油市場はドル高によってドルで取り引きされる原油の割高感が強まり買い控えの動きが出たことに加えて、アメリカの原油の在庫が記録的な水準に増加し、供給過剰な状態が長引くとの見方から先物に売り注文が集まりました。
このため国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、前日より4%以上値下がりし、先月20日以来、およそ2週間ぶりに1バレル=39ドル台を付けました。
市場関係者は、「アメリカの原油の在庫が、減少を見込んでいた市場の予想に反して増加したことから売り注文が膨らんだ。市場の関心は、OPEC=石油輸出国機構が4日に開く総会で減産に踏み切るかどうかに集まっている」と話しています。
このため国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、前日より4%以上値下がりし、先月20日以来、およそ2週間ぶりに1バレル=39ドル台を付けました。
市場関係者は、「アメリカの原油の在庫が、減少を見込んでいた市場の予想に反して増加したことから売り注文が膨らんだ。市場の関心は、OPEC=石油輸出国機構が4日に開く総会で減産に踏み切るかどうかに集まっている」と話しています。