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タリバンの最高指導者 銃撃受け重傷か12月3日 9時08分
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アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンの最高指導者マンスール師が、銃で撃たれて大けがをしたという情報があり、タリバンとの和平を模索するアフガニスタン政府が慎重に確認を進めています。
アフガニスタン政府の関係者によりますと、隣国パキスタンの南西部にある都市クエッタから25キロほどの場所にある住宅で1日の夜、タリバンのメンバーどうしの銃撃戦がありました。この銃撃戦で、タリバンの指揮官5人が死亡したほか、その場にいた最高指導者のマンスール師も大けがをし病院で手当てを受けたということです。
マンスール師は、指揮官の1人から招待を受けこの住宅を訪れていましたが、集まったメンバーたちが口論になったのをきっかけに銃を持ち出し、撃ち合ったとみられています。
アフガニスタン政府はことし7月、タリバンとの間で和平に向けた直接協議を始めましたが、前の最高指導者オマル師の死亡が公表されたことをきっかけに、タリバンの組織が動揺したため協議は途絶えています。アフガニスタン政府は、今後もタリバンとの和平を目指す方針ですが、直接協議の再開には最高指導者であるマンスール師の決断が欠かせないとみられ、アフガニスタン政府は、マンスール師の安否などについて慎重に確認を進めています。
マンスール師は、指揮官の1人から招待を受けこの住宅を訪れていましたが、集まったメンバーたちが口論になったのをきっかけに銃を持ち出し、撃ち合ったとみられています。
アフガニスタン政府はことし7月、タリバンとの間で和平に向けた直接協議を始めましたが、前の最高指導者オマル師の死亡が公表されたことをきっかけに、タリバンの組織が動揺したため協議は途絶えています。アフガニスタン政府は、今後もタリバンとの和平を目指す方針ですが、直接協議の再開には最高指導者であるマンスール師の決断が欠かせないとみられ、アフガニスタン政府は、マンスール師の安否などについて慎重に確認を進めています。