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米西部の発砲事件 14人死亡 容疑者1人射殺
12月3日 8時56分

米西部の発砲事件 14人死亡 容疑者1人射殺
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アメリカ西部カリフォルニア州で日本時間の3日朝早く、障害者の支援施設に何者かが押し入り銃を乱射し、14人が死亡、17人がけがをしました。容疑者は車で逃走し、アメリカの一部メディアは警察が現場近くの路上で容疑者1人を射殺し、ほかの容疑者の行方を追っていると伝えています。
カリフォルニア州の都市サンバーナディーノで2日午前11時ごろ(日本時間の3日午前4時ごろ)、障害者の支援施設に武装した何者かが押し入り銃を乱射しました。
警察によりますと、当時施設内には数百人がいたということで、この銃撃で、これまでに14人が死亡17人がけがをしたということです。
容疑者は3人いる可能性があり、車で逃走していましたが、アメリカのCNNテレビは、警察が現場近くの路上で容疑者1人を射殺し、ほかの容疑者の行方を追っていると伝えています。現場の映像では、路上に止まった黒っぽいSUV=多目的スポーツ車の周りを、大勢の警察官が取り囲み近づこうとしている様子を伝えています。SUVは銃撃を受け窓ガラスなどが破損しており、路上には倒れて動かなくなっている人物の姿も確認できます。
銃撃事件があったサンバーナディーノはカリフォルニア州最大の都市ロサンゼルスから東に100キロほど離れた人口21万人ほどの都市です。ロサンゼルスにある日本総領事館によりますと、サンバーナディーノには日本人およそ1800人がいるということで、日本人が銃撃事件に巻き込まれていないかどうか現在確認を行っているとしています。
アメリカでは銃撃事件があとをたたず、銃による犯罪で年間1万人以上が死亡していて、先週もコロラド州にある医療関連施設で男が銃を発砲し12人が死傷する事件が起きています。

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