海外ブランド製品を取り扱うinter-wave社は、トイカメラブランドHolga初のデジタルカメラ『Holga Digital』を2016年1月に発売します。予想実売価格は9800円(税別)。
『Holga Digital』は、有効画素数約800万画素のデジタルトイカメラ。アスペクト比を4:3と1:1、絞りをF2.8とF8.0から選択するだけで撮影でき、トイカメラ特有のぼけや歪みの入った写真に仕上がります。
本体底部には、SDカードスロットとMicro USBポートが1つずつ用意されています。SDカードスロットはWi-Fi機能付きのSDカードもサポートしているため、いつでも簡単に写真をスマートフォン・タブレットに送信できます。
また、交換用レンズや外部フラッシュなど「Holga」の純正パーツの装着もOK。モノクロ調の写真を撮るといった機能の拡張を実現します。
本体の大きさは92×56×73mm、重さは約100g。本体カラーはホワイト、ピンク、ブラックのほか、複数の色で構成されたミックスの合計4色を展開。
同製品はクラウドファンディングサイト「Kickstarter」「Indiegogo」で資金調達が開始され、「Kickstarter」はわずか4日で目標金額を達成するほどトイカメラ愛好家の注目を集めました。
なお、写真専門の情報サイトFreestyle Photographic Suppliesにて、11月にHolgaの生産工場が閉鎖したと報じられています。Kickstarter内の発表によると、Holga Digitalは従来の生産ラインから切り離されているため今回の発売に至ることができたようです。