読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人の職業を笑うな

you can (not) find a vocation

【ハイパーリンクチャレンジ】思わず脱糞するかと思うくらい衝撃うけた記事2015 /@katsuse_m  #HyperlinkChallenge2015 #孫まで届け

 

こんにちは、カツセマサヒコです。

 
いまMTRLというweb媒体で連載を持たせてもらっているんですけど、そちらの編集長こと佐野恭平さんから、【ハイパーリンクチャレンジ】のバトンが回ってきました。
 
 
ハイパーリンクチャレンジ】は、簡単に言うと「今年いちばん面白かった記事を教えてよ」って企画です。
 
僕が尊敬している先輩編集者の方たちが飲み会中に思いついた企画とのことなんですけど、飲み会で出た話題が実際に企画になるって最高すぎるだろ。素敵かよ。
 
ちなみにバトンが回ってくるのは2009年のmixi日記「あなたを動物に例えるならバトン」以来でしたので、とても嬉しいです。さっそくやってみます。
 
 

 

 
思わず脱糞するかと思うくらい衝撃うけた記事2015
 
 
 
1.HRナビ/小学校の先生がスゴい!って記事
 
この記事が、1番だと思いました。
インターネット番長ことしおたんさんも挙げてたんですけど、やっぱり1番はコレだったなあと。
 
なつめぐさんが編集長をやっているHRナビの記事なんですけど、なんつーの、記事の切り口とか、拡散の爆発力とか考えると、僕の中ではこれがもう圧倒的だった。
 
記事の内容が「ある小学校の先生がすごい!」ってやつなんですけど、まず、「そのネタよく見つけてきたな!?」 ってところと、そして「よくそこまで読まれる記事になったな!?」ってところで感動したんです。
 
webメディアって考えると、「小学校の先生」ってバズるにはちょっと難しいテーマな気がしません? なのにがっつり拡散されて、いまや9.5万いいね!ですよ?
9.5万いいね!って、それもう絶対インターネットをほとんど知らないお茶の間のおばちゃんだって読んでるレベルですよね?? すごくない???
 
で、あるとき、そのなつめぐさんと飲む機会があったから、聞いてみたんですよ。「あれ、ほんとスゴかった! どうなってんの!?」って。
そしたら、「いや、それが最初はぜんぜん読まれなくって。でも『もっと読まれていいはずだ!』って思って、タイトル変えたんですよね。そしたら、ハネちゃったんですよね~(笑)」って居酒屋で言うの、編集長が。
 
 

 

それでいきなり拡散が爆発して、1週間で50万PV超、そのあとはもう未知数。この記事がきっかけで、担任のぬまっち先生はツイッターフォロワー二桁くらいだったのが、2万人になっちゃったそうです。

 

単純に、「インターネットじゃない人たち」にも届いたんだろうなあって思ってて、僕も一応webライターやってる中で、そこを目標にしてるところがあるんですけど、ああ、すげえやって。この記事は、ちゃんとそこに届いたんだなって、なんかうれしくなったんです。
 
 
同い年でめちゃスゴ編集者/ライターの朽木誠一郎さんも、ご自身のヤフトピに載った記事に対してキャズムを超えた」って話をしているんですけど、やっぱりそこを目指していきたいなあと、改めて思った次第なのでした。
 

 

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

 
ちなみに僕は、「インターネット」とかこの界隈がめちゃくちゃ狭い世界だと思っていて、たとえばあれだけ僕の周りで騒がれていたマッドマックス~怒りのデスロード~』が、『ビリギャル』に興行収入圧倒的に負けたらしいんですよね。
そういうの。そういうの聞くたびに、「インターネットの世界は狭くて小さい」って思い知らされるわけです。(『ビリギャル』もおもしろい映画です)
 
 
 
 
あとは、僕が大好きなオモコロさんのPVランキングを見たときに、1位が全然僕の周りでバズった様子がなかった記事だったときとかも、「あっれ? やっぱり僕のSNSのタイムライン(=僕)は世間とだいぶズレてんな」って感じざるをえなかった。(もちろん読んでみたらおもしろかったです)
 
 
そんななかで、この学校の先生記事は僕の周りでもちゃんとバズっていたし、まさにインターネットから生まれて、インターネットの外の人たちに届いた記事のように見えたというわけでした。(あくまでも個人の感想なだけですけど)
 
 
 
 
 
 
あとはアッサリ紹介しますが、企画力がすごかった記事と、文章キレイで好きだった記事があります。
 
 
 
2.オモコロ/原宿さんARuFaさんが追いかけっこする記事
 
僕はオモコロの大ファンなんですけど、いくつもおもしろい記事があるなかで、この企画力すげーなって思ったやつがこちらです。
 
たぶんバーグさんが、研修旅行か社員旅行か何かで、インドに行ったんですよね。で、「インドをネタにして、何本記事にできるか」って話があったんじゃないかと思うんですよ。そしたら、この企画があがって、実行したって流れなんじゃないですかね。
 
何がすごいって、日本を発つ前から企画してないとできないけど、やることは「ポーズをとって写真を撮るだけ」っていうシンプルさに感動しません?
完全に企画力の勝利じゃないですか。旅行ついでに行うならコスパが圧倒的にかかってないし、なのにめっちゃくちゃおもしろい。この記事読んだとき、もう「ズルいわぁ~!」しか出てこなかったです。最高。最高すぎ。
 
 
 
 
 
 
3.オモコロ/ヨッピーさんが市長とシムシティな記事
 
あと、これもいろんなところで紹介されてるから今更なんですけど、やっぱりヨッピーさんのこの企画も、無敵すぎるよなあと。おもしろいし、シムシティのPRになってるし、そして千葉市のPRにもなってるって、ホント最高。2015年で一番美しいPR記事だったと思います。
 
 
 
 
 
 
4.note/小川たまかさんのめっちゃいいコラム記事

note.mu

 

最後は、文章がただただキレイでいいなあって思った記事です。

僕の勤め先の副社長が書いたnoteなんですけど、以下の一段落の雰囲気が、今でもずっと忘れられないくらい好き。

 

うれしかったことを1日1回考えるようになってから数ヵ月後のこと。その日は休日で、私はよく日が当たる自分の部屋でベッドに寝転がりながら本を読んでいた。隣の部屋には一緒に暮らしていた人がいた。本を読むのに疲れて、ふと天井を見上げたとき。目に入ったのは白い天井に日の光がぱーっと差し込んでいるところ。すごくきれい。きれいだな。うれしい。きれいだからうれしい。穏やかな気持ち。
 
 これ最高じゃない!?
なんて言うか、ここはもう琴線に触れるかどうかなので、理解されなくてもいいんですけど、でも僕にはこの文章がちょーーーーーー響いて。すっげぇいいなって。文章ってやっぱ超いいなって。最高だなって思ったんですよ。たぶんこれ映画でも音楽でもダメで、文章だからキレイなんですよホント。すごいなって。文章ただただすごいなって。いやお前本当にライターなのかよってぐらい説明が下手すぎなんですけど、でも最高な感覚に言葉いらないでしょ、そこは負けざるを得ないでしょ。あなたは射精するときの興奮をわざわざ事細かに描写するんですかってことですよ。
 
で、そんな文章の魅力に改めて気付かせてくれたから、この記事が好きでした。
 
 
 
 
 
以上です!
 
ダダダって書いたからもう意味わかんないですが、2015年はそんな感じでした!
来年もいっぱいステキな記事と出会うんだろうな! わくわくするな!!!
 
 
 
 
次に渡したいひと
 
本当はヨッピーさんに一番聞いてみたいんですけど、見て下さるわけないと思うので、以下の方に~!!
 
 
・いろいろ勝負時っぽいLIG勢を代表して、ツベルクリン良平さん
 
・いつもいろいろ勉強させてもらってます。モリジュンヤさん
 
・いつもご指導ありがとうございます。西山 武志さん。
 
・コクくんの存在を教えてくれたKakeruは今年、MTRLと並んで良く読んだメディアだった気がします。そんな編集長の江藤美帆さん。
 
 
よろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
 
おまけ
これ12月2日にオモコロさんでリリースされたばっかりの記事なんですけど、完全に腹筋崩壊しました。
ロックマンX大好き世代としてはもうツボすぎるでしょ……。
オモコロさんはこういうのがポンポン出てくるから、やっぱりすごいです。
 
 
 
 
では、また。
 
 
 
 
ツイッターやってます