新作『The Force Awakens / フォースの覚醒』公開を12月18日に控えて、ディズニーが『スター・ウォーズ』初の公式バーチャルリアリティ・コンテンツ『Jakku Spy』の配信を開始しました。
iOS / Androidスマートフォンと、Googleの段ボールVRメガネ Cardboard互換ビューアを使えば、まるで映画の世界に入りこんだような360度3D映像で映画につながるエピソードを体験できます。
『Jakku Spy』を制作したのは、ルーカスフィルムで仮想現実など没入型のコンテンツを専門に扱う ILMxLAB。360度3D映像には映画本編と同じデジタルセットやモデル、実写素材が使われており、展開もJ.J.エイブラムス監督のアドバイスを受けて本編につながる内容となっていることから、公式なスター・ウォーズ映像コンテンツの位置づけです。
Jakku Spy は公式 STAR WARS アプリ(国内未配信)の一部として、映画公開の18日まで全9本が更新される予定。新作の舞台のひとつ惑星 Jakku で、共和国軍のスパイとなり『フォースの覚醒』へとつながるできごとを目撃する内容ですが、初回はチラ見せ程度で終わってしまいます。
360度3D映像は Google Cardboardまたは互換ビューアに iOS / Android スマートフォンを挿入して楽しむことが想定されていますが、カードボードビューアがなくても、スマホだけでも一応視聴はできます。ただしその場合は両目で見る3Dもレンズで広がった視界もなく、ストリートビューのようにスマホをかざして覗きこむかたち。内容は確認できるとはいえ、できればビューアを使いたいところです。