【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は2日、エボラ出血熱の大流行を受けて西アフリカのシエラレオネに発令していた「特別旅行警報(即時退避)」を「特別旅行注意報(撤収勧告)」に引き下げたと発表した。
世界保健機関(WHO)が先月7日、新規感染者が42日間にわたり発生しなかったとして、同国での流行終息を宣言したことを受けたもの。
外交部はただ、隣国のギニアでは依然として感染が見つかっていることなどを挙げ、当面は緊急の用事がない限りシエラレオネへの訪問を控えてほしいと呼びかけている。
韓国政府は旅行留意、旅行自制、撤収勧告、旅行禁止という4段階の旅行警報を設けており、これとは別に短期的な警報として特別旅行警報(即時退避)、特別旅行注意報(撤収勧告)などを発令している。