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自民 軽減税率「インボイス」2021年度導入へ調整
12月2日 17時40分

消費税の軽減税率を巡って、自民党は、事業者の納税額を正確に把握するため、税率や税額を記載する請求書「インボイス」を、再来年4月の軽減税率の適用から4年後となる2021年度から導入する方向で、公明党と調整を進める方針を固めました。
消費税の軽減税率を巡って、自民・公明両党は、事業者の納税額を正確に把握するため、ヨーロッパで使われているような税率や税額を記載する請求書「インボイス」を導入することにしています。
しかし、軽減税率が適用される再来年4月までには、事業者の準備が間に合わないことなどから、当面は、現在、使われている請求書を活用した簡素な方式で納税額を計算するなどの経過措置をとることで、両党が合意しています。
これを受けて、自民党の税制調査会はインボイスの導入時期などの検討を進めており、これまでに、再来年4月の軽減税率の適用から4年後となる2021年度・平成33年度からインボイスを導入する方向で、公明党と調整を進める方針を固め、2日の税制調査会の会合でも、意見が交わされました。
また、自民党の税制調査会は、インボイス導入に向けた事業者の準備状況も見極めて、導入する時期を遅らせることができるようにすることも検討していて、3日の公明党との協議で、こうした案を示して合意を得たい考えです。

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