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【易化したのか...行政書士試験2015】主要3大予備校の成績診断平均点(記述以外)や講評から難易度に迫る!

その他の資格試験 行政書士

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TOP | 解決ユキマサくん!

出典:日本行政書士会連合会

 

◎2015年11月26日 11:00現在

 

行政書士試験を受験したみなさんこんにちは!

本試験からもうすぐ3週間が経過しますがいかがお過ごしですか?

自己採点は終わりましたでしょうか?

得点はどんな感じですか?

行政書士試験の場合、自己採点の得点の持つ意味を大きく分けると3つにグルーピングできます。

  • 合格確実の方(記述以外で180点以上)
  • 不合格確定の方(記述以外で120点未満)
  • ボーダーライン上の方(記述以外で120点以上180点未満) 

 ※行政書士試験の合格点は原則的に300点満点の180点以上です。(2014年は例外)

 

その配点300点満点の内訳は下記のとおりです。

  • 記述式:60点
  • 記述式以外(マークシート):240点

 

もう少し詳しく分けると、

・記述式以外の240点満点中180点GETできれば合格確定

・記述式以外の240点満点中120点未満しかGETできないと不合格確定

・残りの120点以上180点未満の得点層が理論的に合格の可能性があるボーダーライン

 

ボーダーライン上の方は記述式の得点で何点加算できるかが運命(合否)を決します。

 

その記述式は... 

当たり前ですが機械ではなく人間が採点します。

 

さらに言うと、採点者のさじ加減や、試験センター(行政)の思惑が多かれ少なかれ影響せざるをえないことが例年囁かれています。

 

そのさじ加減というか思惑の根源は合格率の調整(平準化)にあると言われています。

(2014年などは合格基準を変更してまでも一定の合格率を確保したぐらいです。)

事実、記述式以外の平均点が高ければ記述式の採点を辛くし、記述式以外の平均点が低ければ(難易度が高ければ)、採点を甘くするといった傾向が過去明らかに現れています。

 

∴記述式の採点が合格率の調整弁に使われている可能性があるということを否定できないのです。

絶対評価の試験は合格率が上下するリスクを回避することはできません。

そのリスク低減が記述式の採点で行われている可能性が高いのです。

※下の表を見ていただければそこそこの水準で合格率が推移しているのがお解りになると思います。

(他の絶対評価の資格試験で大幅に合格率が乱高下しているもの事実存在します。その方が自然です。)

【参考】過去の合格率

行政書士の合格率一覧
年度出願者数受験者数合格者数合格率
平成26年度 62,172人 48,869人 4,043人 8.27%
平成25年度 70,896人 55,436人 5,597人 10.10%
平成24年度 75,817人 59,948人 5,508人 9.19%
平成23年度 83,543人 66,297人 5,337人 8.05%
平成22年度 88,651人 70,580人 4,662人 6.60%
平成21年度 83,819人 67,348人 6,095人 9.05%
平成20年度 79,590人 63,907人 4,133人 6.47%
平成19年度 81,710人 65,157人 5,631人 8.64%
平成18年度 88,163人 70,713人 3,385人 4.79%
平成17年度 89,276人 74,762人 1,961人 2.62%

 

このようなことから、今年もおそらくボーダーライン上でドキドキしている方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、記述式の採点が「辛くなるか?甘くなるか?」の鍵を握る記述式以外の問題の難易度について、主要予備校の成績診断(記述以外の)平均点や講評から迫ってみます。

 

当記事では、主要3大予備校として下記3校をピックアップします。

新しい情報が公表され次第UPしていきますので、もしよろしければチェックしてください。 

(その他の予備校でも有効な情報が公表されましたら順次紹介します!)

 それでは合格発表日までお付き合いよろしくお願いいたします!

 

 

 

★主要3大予備校のサイトと公開予定

◆資格の大原

↓↓↓

行政書士試験 解答速報 <資格の大原>

※11月下旬公開予定

 

◆LEC

↓↓↓

無料成績診断|行政書士の試験合格を目指すLEC行政書士サイト|資格のことなら合格のLEC

※12月2日閲覧開始

 

◆TAC

↓↓↓

行政書士試験 解答速報| 資格の学校TAC[タック]

 ※12月9日閲覧開始

 

 

★過去3年データ

(平成27年分は公表され次第UP予定)

◆資格の大原

★平成27年

【法令】118.4

【一般知識】34.2

【記述以外合計】152.6

平成26年【法令】93.2【一般知識】29.9【記述以外合計】123.1

平成25年【法令】113.5【一般知識】34.0【記述以外合計】147.5

平成24年【法令】111.6【一般知識】31.2【記述以外合計】142.8

 

◆LEC

★平成27年

【法令】124.9

【一般知識】34.2

【記述以外合計】159.1

平成26年【法令】102.6【一般知識】32.3【記述以外合計】134.9

平成25年【法令】119.1【一般知識】34.8【記述以外合計】153.9

平成24年【法令】115.7【一般知識】32.8【記述以外合計】148.5

 

◆TAC

★平成27年

【法令】???

【一般知識】???

【記述以外合計】???

平成26年【法令】不明【一般知識】32.6【記述以外合計】不明

平成25年【法令】118.1【一般知識】35.1【記述以外合計】153.2

平成24年【法令】116.1【一般知識】33.4【記述以外合計】149.5

 

 

★大手予備校と有名講師の講評 

◆業界最大手予備校TACの講評

↓↓↓

行政書士試験 解答速報| 資格の学校TAC[タック]

 

◎総評

今年の本試験は、出題形式が例年の傾向を踏襲したものでした。記述式も解答分割型はなく、45マス問題が3問でした。あとは、個数問題が1問もなかったことが特徴といえます。

難易度は、標準レベルです。昨年は、合格点の是正措置が施されるほど難しかった年でしたが、それに比べると易化したといえます。ただし、例年の難易度に比べれば標準レベルです。

科目別・形式別では、行政法が択一も多肢選択式も記述も易しく、反対に、民法は、昨年ほどではないですが、択一も記述も難しかったといえます。行政法で8割程度の得点を積み上げ、他の科目で5割程度の得点ラインを守る。これが合格者の得点モデルといえるでしょう。行政法での失点が重なってしまうと、他の科目での挽回が難しくなりますので、行政法の出来不出来が合格に大きく左右する問題だったといえます。

全体の合格率は、昨年同様、8パーセント前後と予想します。

 

※詳しくは上記サイトへ

 

★業界で最も有名な、LECの横溝慎一郎講師の講評

 ↓↓↓

ameblo.jp

 

★難易度(記述採点)に言及されている部分引用させていただきます。

(役に立つ記事満載ですので、詳しくはブログをご覧ください。) 

↓↓↓

現時点で想定される記述採点基準とは?|横溝慎一郎行政書士合格ブログ

また総じて記述以外の得点が高い。記述以外で184点というのが、ここまででお会いした受験生の最高点です(お二人いらっしゃいました)。170点台も多いですね。

明らかに昨年の試験とは違う現象が起きています。

やはり、現時点では記述の採点は辛めではないかと思います。

問題44についていえば、「原処分主義」が欠けていない場合(たとえば「裁決主義」と書いている場合)は、全体として「0点」と評価しています。同じことは問題46において、「嫡出否認の訴え」を「親子関係不存在確認の訴え」としていた場合にもいえますね。これも「0点」。

厳しすぎるかもしれませんが、そのラインで見ておいた方が無難ではないかと思うくらい、択一の出来がよいのです。

 

※今のところ両者とも昨年よりは易化しているとの見解です。

 

 

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