オーストラリアのグレートバリアリーフの一つの島、オーフィアス島!子供の入島制限がある高級リゾート、島にいるのは宿泊者か従業員だけですから、ゆっくりとした時間を過ごせること間違いなしです。オーストラリアといえば、日本人からするとおもてなしとは程遠い国柄なのですが、オーフィアス島では本当にオーストラリアなの?と疑うような気の利いたサービスが受けられます。子供の手が離れたら、絶対にもう一度訪れたいリゾート、オーフィアス島を紹介します。
一人一人に合ったサービス!プランを相談して決められる!
旅行で大変な事と言えば、毎日のプランを立てること!という人なら間違いなくオーフィアス島向きです。夕食時になると、アクティビィティーのマネージャーが自ら、明日のプランを相談しに来てくれます。明日の天候はどうだとか、こんなアクティビティーがおススメだと話を進めてくれます。パンフレットを探したり、サービスデスクに並んだりする必要が全くないのです。私は船酔いがあるので、船には長時間乗りたくないと注文をつけました。フレンドリーなオージーがあなたの希望を聞いて、プランをセレクトしてくれます。英語ができなくても大丈夫です。その点も慣れているのか、会話を上手にリードしてくれます。きっと、笑顔で明日のプランが決定するはずです。
小型ボートを操縦して無人島へ!ランチにびっくり!
私たちが選んだプランは、運転免許がなくても操縦できる小型ボートを借りて、無人島までお散歩するというものでした。船酔いをする私のために、近くの無人島をセレクトしてくれました。無人島とはいっても大型の船も泊まれるように、きちんと船着き場が整備されています。ただ、トイレもなければ本当に人もいません。なんだか少し寂しいくらい。と思ったら、魚はいっぱいでした。用意してくれた餌付け用のエサをまくと、びっくりするぐらい魚が寄ってきます。カラフルな小さい魚たちに囲まれて、なんだか人魚姫にでもなった気分。シュノーケルも存分に堪能したら、少しお腹が空いてきました。お昼にどうぞと用意してくれたクーラーボックスを開けてびっくり!オーストラリアですから、しゃれたサンドウィッチか美味しいクラッカーにありつければラッキーぐらいに考えていたら、出てわ、出るわの海の幸!ピクニックでロブスターを頂いたのは初めてです。しかも、二人で食べるなんてもったいないという量でした。最初は少し寂しいぐらいに感じた無人島でしたが、時間が経つのも忘れるぐらいにゆっくりしてしまいました。よく見ると雲行きが怪しい感じ、そろそろ帰ろうかと話していると、「波が少し高くなってきたから迎えに来たよ!小型ボートじゃ酔っちゃうでしょ」と温かい気配り。操縦しなければならない主人も満面の笑み!操縦体験は行きで十分だったようです。
夕食時の演出が素敵すぎる!とってもロマンチック!
島の桟橋にテーブルをセッティングしてくれて、夕陽を見ながら食事ができます。昼間の照り付ける太陽が沈み始めて、少し涼しくなってくる時間帯です。キャンドルの火のもとで食べる夕食は、とても気持ちがいいものです。ラフな格好で気取らずに食べる食事も美味しいですが、バシッと決めて食べに行くのも女性は大好きですよね。そんな勝負ドレスに身を包んだ女性のサンダルが砂でダメにならない気遣いが、桟橋でのセッティングなんだと、私は思ってます。ビーチでの夕食も素敵かもしれないけど、せっかくの砂が食事に入ったり、足元を気にしないといけないのでは、食事も会話も台無しになっちゃいますよね。もちろん、「私たち今日はビーチで食事がしたいわ」って人がいても、笑顔で相談に乗ってくれると思います。
宿泊料金は少し高め、でもすべての料金が含まれる!
ちょっと高く感じるかもしれない宿泊料金ですが、食事からアクティビティーまでの料金が全て含まれています。別途必要なのは、アルコールとお土産代だけです。お酒を飲まない人なら、追加料金の心配がほぼありません。私たちはベダラ島とオーフィアス島で迷いました。ベダラ島はアルコール料金まで含まれた更に高い高級リゾートです。せっかくのグレートバリアリーフですから、お酒より海をエンジョイしたいですよね。私たちは宿泊中に大きなウミガメに遭遇しました。イルカに会えることも多く、季節が良ければ島からクジラが見えたりするようです。
いかがでしたでしょうか、オーストラリアの世界遺産に指定されるグレートバリアリーフのオーフィアス島。新婚旅行の行き先に迷っているカップルがいたら絶対におススメです。子供ができる前に、思い切って贅沢しちゃいませんか?