屋台で食べたあのポテト
去年の11月頃、大阪・中央区少彦名神社にて執り行われる薬のお祭り「神農祭」に行きました。
そこで「もちもちポテト」なるものを食べてうまかった。んですが、そこから一年。いろいろ入ってきた情報からあれは「ラスポテト」だったんじゃないのか、と思い至りまして。
普通にジャガイモをフライしたのではなく、マッシュポテト状のペーストをマッシャーで押しだし油で上げたポテト。調べると楽天で売ってました。
ポテト どこか懐かしい味の粉から作るラスポテト ポテトの粉は常温保存 フライドポテト ポテト... |
これこれ!もともとはオランダ生まれで正式名称は「ラス・スーパーフライポテト」。日本での販売開始はかれこれ40年前だそうです。私は記憶にないのですが、遊園地や高速道路の売店などでも売っていたそうです。
ラスポテト、買いました
あの味を家庭で楽しめる、ということで買ってみましたラスポテト。楽天で本以外のもの買うの、ひさしぶりやわ…。
左がラスポテトの粉末。1kg分です。右は同梱の作り方用紙。丁寧にカラーでプリントしてくれています。ありがたや。
こちらは同封のイメージ写真とラスポテトの生い立ち。この女の子見たことある!という人もいらっしゃるのでは。
ラスポテト粉末はこんな感じ。ちょっとわかりにくいのですが粉末がものすごくきめ細やか。サラッサラです。ちなみに原材料名は乾燥ポテト、ポテト澱粉、卵白粉、食塩、増粘多糖類、乳化剤、安定剤(ピロリン酸Na)、保存料(亜硫酸Na)です。
作ります
では早速ラスポテトを作っていきましょう。初めてなので二人分、手順の通りに作ります。材料はラスポテト100g、水200CC、油、食塩。水は冷水を使うそうです。
ボウルに入れた水にラスポテト粉末を入れ、良くねります。あっというまに固まります。
固まったら3つぐらいに分けてマッシャーにて押し出す、と説明書にはあるのですが。
マッシャーってこんなやつ。でもこれ、単品で4,000円ぐらいするんですよね…。我が家では今のとこ他の使いみちがないので、今回は別の方法でポテトを成形します。
100均で買ってきた「クリームしぼり袋」でラスポテトを押し出すことに。ところがペーストが存外固い…!二、三本ひねり出したところでギブアップ。
平たく伸ばして包丁で細く切ることにしました。この作り方でも全然OKなようです。
180℃の油で約二分揚げます。あまり動かさない方が良いとのこと。
我が家では少なめの油で調理したので、揚がってきたら裏返し。いい色になってまいりました。
できました!写真は100g全部揚げたもの。これで約二人前。ケンタッキーフライドチキンのSサイズポテト3~4個分ぐらいはあるでしょうか?左上のリングはご愛嬌。
別角度からアップで。いやー、こんがりキツネ色。いい感じです。
感想
ではアツアツの内に食べてみましょう。普通の食塩以外に、カレー塩、ケチャップ、岩塩を用意しました。ラスカル、かわいいよラスカル。ではいただきます。
ウマイ!
これはおいしい!屋台で食べたあの味まんまでした。外側サックリ、中はホクホクのモチモチ。そしてもともとがきめ細やかな粉末なので、口の中で軽くほどける感じ。軽く味もついているので、何もつけなくてもイケる。用意した塩の中ではカレー塩が気に入りました。今回は用意しませんでしたが、チリソースやスイートチリソースにつけても合いそうな味です。
いやー、それにしてもラスポテト、揚げたてはやっぱりウマイ。口の中にパクパクほりこんでしまいます。マッシャーを使っていないので硬さ・食感にやや不安がありましたが、包丁のカットでまったく問題無しです。味もオヤツ・おかず・お酒のアテなどオールマイティーにいけるのでは。
まとめ
以上、ラスポテトを食べたお話でした。水と混ぜて練って油で揚げるだけなのでお手軽簡単。形も好きなように成形できるので、型抜きなどを用意して家族で作ると楽しいのではないでしょうか。
そして量について。今回購入したのは送料別・1kg:2480円のもの。楽天では2kg:3,980円で送料無料のものも売っていてお得。1kgを買うか2kgを買うか、私も最後まで迷いましたが…。
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1kgでも結構量が多かったですw。家族の数が多かったり、イベントで使いたい、という場合でなければ、まずは1kgからお試しになることをオススメします。