ワシントン=佐藤武嗣
2015年11月4日13時25分
来年11月の米大統領選に向け、米NBCなどが3日に発表した世論調査で、民主党から出馬表明しているヒラリー・クリントン前国務長官の支持率が急伸し、6割超に回復した。共和党では元神経外科医のベン・カーソン氏が支持を伸ばし、不動産王のドナルド・トランプ氏と拮抗(きっこう)した。
調査は10月下旬に実施。民主党支持層からのクリントン氏への支持率は62%で、前回(10月中旬)の49%から大幅に増えた。出馬が取り沙汰されたバイデン副大統領が撤退を表明した直後だったことから、バイデン氏の支持が流れたとみられる。
リビアの米領事館襲撃事件に関する11時間に及ぶ米議会証言を乗り切ったことも勢いをつけたようだ。ただ、6月に記録した75%には及ばなかった。
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朝日新聞国際報道部
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