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防衛相 ASEAN拡大国防相会議で中国をけん制11月4日 11時36分
中谷防衛大臣は、マレーシアで開かれているASEAN=東南アジア諸国連合の拡大国防相会議で、南シナ海で中国が造成する人工島の周辺12海里以内の海域をアメリカ軍の駆逐艦が航行したことについて支持を表明したうえで、自由で平和な海を確保するための各国の連携を呼びかけ、中国をけん制しました。
会議はASEAN10か国と日本やアメリカ、中国などの国防相らが出席してマレーシアで開かれています。
この中で、中谷防衛大臣は中国が南シナ海で海洋進出を強めていることを念頭に「大規模な埋め立てや拠点構築など、現状を変更し緊張を高める一方的な行動が見られ、国際社会共通の懸念となっている。これはルールと法に基づく国際秩序の維持という国際社会の存立基盤そのものに関わる重要な問題だ」と述べました。そのうえで中谷大臣は、南シナ海で中国が造成する人工島の周辺12海里以内の海域をアメリカ軍の駆逐艦が航行したことについて、「いかなる国も『部外者』たりえず、国際法にのっとった先般のアメリカ軍による行動は、国際社会の取り組みと軌を一にするもので、わが国としてこれを支持する」と述べました。
そして、「南シナ海が開かれた自由で平和な海であり続けるために連携していこう。国際法の一般原則が確保され、関係国間で事態がエスカレートしないよう、地域が一体となって着実に取り組んでいこう」と呼びかけ、中国をけん制しました。
この中で、中谷防衛大臣は中国が南シナ海で海洋進出を強めていることを念頭に「大規模な埋め立てや拠点構築など、現状を変更し緊張を高める一方的な行動が見られ、国際社会共通の懸念となっている。これはルールと法に基づく国際秩序の維持という国際社会の存立基盤そのものに関わる重要な問題だ」と述べました。そのうえで中谷大臣は、南シナ海で中国が造成する人工島の周辺12海里以内の海域をアメリカ軍の駆逐艦が航行したことについて、「いかなる国も『部外者』たりえず、国際法にのっとった先般のアメリカ軍による行動は、国際社会の取り組みと軌を一にするもので、わが国としてこれを支持する」と述べました。
そして、「南シナ海が開かれた自由で平和な海であり続けるために連携していこう。国際法の一般原則が確保され、関係国間で事態がエスカレートしないよう、地域が一体となって着実に取り組んでいこう」と呼びかけ、中国をけん制しました。