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次世代の技術開発 サイバー攻撃対策に重点を
10月16日 5時23分

次世代の技術開発 サイバー攻撃対策に重点を
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省庁の垣根を越えて次世代の技術開発を目指す国のプロジェクトは、サイバー攻撃の被害が相次いでいることから、情報セキュリティー対策の強化に向けた研究に重点的に取り組むことになりました。
「SIP」と呼ばれるこのプロジェクトは、省庁の垣根を越えて国が次世代の科学技術の開発を支援するもので、去年の発足以来、自動運転のシステムなど10項目の研究開発に取り組んでいます。
東京都内で15日開かれたプロジェクトの会合では、サイバー攻撃の被害が相次いでいることから、新たに情報セキュリティー対策の強化に向けた研究開発に取り組む計画が報告されました。年金情報の流出でも問題となった「標的型メール」などサイバー攻撃は手口が巧妙になっていて、政府機関や企業にとって対策が課題となっています。
会合で、研究開発の責任者を務める情報セキュリティ大学院大学の後藤厚宏教授は「2020年東京オリンピック・パラリンピックが安心して開催できるようサイバーセキュリティー対策の強化は緊急の課題だ」と述べ、早期に技術の実用化を目指す考えを示しました。

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