踏切非常ボタン押す:「彼女死んで人生が嫌」27歳男逮捕
毎日新聞 2015年10月15日 11時09分(最終更新 10月15日 11時27分)
◇アルバイト先の同僚43歳男も 京都府警鉄道警察隊
異常がないのに踏切の非常通報ボタンを押して阪急電車の運行を妨げたとして、京都府警鉄道警察隊と西京署は15日、京都市右京区太秦辻ケ本町、アルバイト、林伸夫容疑者(43)と同区嵯峨野清水町、同、小山豊容疑者(27)を偽計業務妨害などの容疑で逮捕した。2人は容疑を認め、小山容疑者は「彼女が亡くなり人生が嫌になった」と述べているという。
逮捕容疑は9月23日夜と28日夜、西京区桂後水町の阪急京都線桂川西踏切に設置されている非常ボタンを押し、電車の運行を妨げたとしている。2人はアルバイト先の同僚という。
阪急電鉄によると、6〜9月の夜間に同じ踏切の非常ボタンが計22回押され、運行に3〜6分の遅れが生じた。府警が関連を調べている。【川瀬慎一朗、花澤葵】