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トルコ テロ事件 政府批判封じ込めの動き10月14日 9時05分
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トルコの首都アンカラで97人が死亡したテロ事件を巡り、テロを防げなかったとして政府に抗議する動きがトルコ各地で起きましたが、政府は、催涙ガスを使って強制的に排除するなど批判を封じ込めようという動きを強めています。
この事件は、トルコの首都アンカラで10日、政府軍とクルド人武装組織の衝突に抗議して和平を訴えていたデモの近くで爆発が起き、97人が死亡したもので、男2人による自爆テロとみられています。
アンカラでは13日、ダウトオ-ル首相が、爆発が起きた現場を訪れて花をささげましたが、集まった報道陣には何も話さず現場を離れました。
また、トルコ各地では過激派組織ISやクルド人武装組織に対する軍事作戦など政府の強硬策が大規模なテロを招いたとして13日も抗議する動きが相次ぎました。
このうち、最大都市のイスタンブールでは、地元政府が中心部での集会やデモの許可を出さず、集まった人たちと治安部隊との間で激しい衝突が起きました。また、アンカラでは、市民グループのメンバーなど数百人が犠牲者を追悼する行進を行おうとしましたが、治安部隊が催涙ガスなどを使って強制的に排除しました。
トルコでは来月1日に総選挙が予定されていますが、トルコ政府は事件への対応が争点となるのを防ぎたいものとみられ、批判を封じ込めようという動きを強めています。
アンカラでは13日、ダウトオ-ル首相が、爆発が起きた現場を訪れて花をささげましたが、集まった報道陣には何も話さず現場を離れました。
また、トルコ各地では過激派組織ISやクルド人武装組織に対する軍事作戦など政府の強硬策が大規模なテロを招いたとして13日も抗議する動きが相次ぎました。
このうち、最大都市のイスタンブールでは、地元政府が中心部での集会やデモの許可を出さず、集まった人たちと治安部隊との間で激しい衝突が起きました。また、アンカラでは、市民グループのメンバーなど数百人が犠牲者を追悼する行進を行おうとしましたが、治安部隊が催涙ガスなどを使って強制的に排除しました。
トルコでは来月1日に総選挙が予定されていますが、トルコ政府は事件への対応が争点となるのを防ぎたいものとみられ、批判を封じ込めようという動きを強めています。