最近ふと思いました。
人間がお風呂に入って体を洗いたがるのと同じように、お金もきれいになりたいんじゃないか!?
思い立った私の行動は早かった・・・。
洗剤ともう捨ててもいいタオルを取り出し、財布の中にある小銭を磨いてみた。
平成十六年のこの十円玉が・・・・
少し磨いただけでご覧のようにピカピカに・・・
上ありのままの十円玉。
下磨き上げた十円玉。
見てくださいよ!このテカリ具合の違い!
昭和五十七年の一円玉。
ピカピカに。
思えばよく見たことなかったんですが、一円玉ってこんなデザインだったんだ!!
こうして磨き上がった私の総額514円。
とても爽快。
終わったあとに気づいたが、タオルめちゃくちゃ汚くなってる!
(汚すぎるので写真など載せません。ご想像におまかせします。)
感じたこと
たまに「ギザ十ヤーーン」とかはしゃいでるくらいで、今まであまり硬貨のことに興味がなかった。
しかし、今日磨いて思った。
硬貨には、手にした人の数だけの手垢が染み付いている。
どの硬貨も例外なく、いちばん最初は、今回磨いた後みたいにピカピカの状態だったのだ。
たくさんの人に渡ることによってだんだんと薄汚れていった。
硬貨にも歩んできた歴史がある。
そしてまた、私の手に渡るまでこれらの硬貨を支払ってきた人々の様々な思いや人生がある・・・。
そんなちょっとドラマチックな想像をしてしまった。
そして磨いているとき私は、
長い旅だったんだなあ・・・ちょっとまあ温泉でも入れや・・・
と硬貨をいたわってやったつもりである。
そして硬貨は私の元からまた長い旅路を歩むのである。
私が磨いた硬貨よ、どこかでまた会おう。
注意
調べたらちょっとビビったんですが、あまりにも硬貨を磨きすぎて薄くしてしまったりしたら犯罪らしいです。
今回は洗剤と柔らかい布で軽く磨いただけなのでおそらく大丈夫だと思いますが・・・、
興味を持った人はぜひご注意ください。