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一夜明けた梶田さん 「うれしいですが複雑」10月7日 11時45分
ことしのノーベル物理学賞の受賞者に選ばれた東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんは、受賞の知らせから一夜明けた7日、東京の大学のキャンパスで取材に応じ、改めて喜びを語りました。
梶田さんは7日朝、東京大学の本郷キャンパスで報道各社の取材に応じました。
受賞決定から一夜明けての今の気持ちについて、梶田さんは「きのうは神経が高ぶってよく眠れませんでした。少し冷静になり本当に受賞していいのかと、うれしいのですが少し複雑な気持ちです」と話しました。
また、「直接会いたい人は誰か」の質問には、恩師で平成14年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんの名前を挙げて、「直接お会いして先生のおかげですとお礼を伝えたい」と述べ、「カミオカンデとスーパーカミオカンデという2つの大きな実験に携わり、すごい結果を出し続けることができた。その仲間の1人になれたことを非常に幸せに思います」と、これまでの研究を振り返っていました。
梶田さんは7日、各社の個別取材に応じ、8日からはブラックホールの謎などを解明するため世界およそ30か国が協力して作る、ガンマ線を観測する望遠鏡の着工式典に出席するため、スペイン領カナリア諸島を訪れる予定になっています。
受賞決定から一夜明けての今の気持ちについて、梶田さんは「きのうは神経が高ぶってよく眠れませんでした。少し冷静になり本当に受賞していいのかと、うれしいのですが少し複雑な気持ちです」と話しました。
また、「直接会いたい人は誰か」の質問には、恩師で平成14年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんの名前を挙げて、「直接お会いして先生のおかげですとお礼を伝えたい」と述べ、「カミオカンデとスーパーカミオカンデという2つの大きな実験に携わり、すごい結果を出し続けることができた。その仲間の1人になれたことを非常に幸せに思います」と、これまでの研究を振り返っていました。
梶田さんは7日、各社の個別取材に応じ、8日からはブラックホールの謎などを解明するため世界およそ30か国が協力して作る、ガンマ線を観測する望遠鏡の着工式典に出席するため、スペイン領カナリア諸島を訪れる予定になっています。