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官房長官 日本人殺害受け情報収集と安全確保を
10月5日 13時04分

菅官房長官は午前の記者会見で、バングラデシュで日本人の男性が銃で撃たれて死亡した事件を受けて、バングラデシュ政府と連携し、情報収集や在留邦人の安全確保に努めていく考えを示しました。
3日にバングラデシュで現地に住む日本人の星邦男さん(66)が銃で撃たれて死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートの支部を名乗る組織が日本人を殺害したと主張する声明を出しています。
これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「犠牲になられた方のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、ご家族に対してお悔やみを申し上げたい。こうした行為に強い怒りを感じている」と述べました。
また、菅官房長官は、現地の渡邉大使から、バングラデシュのカーン内相などに対し、事件の早期解明と在留邦人の保護を申し入れるとともに、4日午前2時に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、関係省庁の局長による会議を開いて対応に当たったことを明らかにしました。
そのうえで、菅官房長官は「会議の報告を受け、全在外公館に対して在留邦人の安全確保を徹底するよう指示した。政府としては、引き続きバングラデシュ政府と連携しながら情報収集や在留邦人の安全確保に努めていきたい」と述べました。

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